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2018.01.05

ワイングラスのサイズが成長していたってホント?

 大きなワイングラスに一分目ほど注いで味わうワインは美味しそうであるし、お洒落な気分にもなりそうだがいかがだろうか。しかしこんなにワイングラスが大きくなったのはごく最近のことであるという。

■ワイングラスのサイズが“急成長”していた

 大きなグラスで飲むワインは美味しく感じられるかもしれない。口径の大きなグラスでは空気に触れるワインの面積が増え、しかも芳香がグラスの中に滞留するので、飲むときにより芳醇な香りと共にワインを味わえる。

 しかしながら我々がこんなにも大きなグラスでワインを飲むようになったのはここ最近のことであり、その結果イギリス国民のワイン消費量が急激に伸びていることを指摘する研究が発表されている。大きなグラスで飲めばやはり酒量が増えるのだ。

 英・ケンブリッジ大学の研究チームは、イギリスで庶民にもワインが飲まれはじめた1700年代から現在に到るまでのグラスの形状の変遷を調査している。

 骨董ガラス製品の専門家や博物館の学芸員、オンライン調査員などの協力を得て411もの年代別のワイングラスを調べたところ、近年になってグラスの平均サイズが急激に大きくなっていることがわかった。1700年代には容量が平均66ミリリットルであったワイングラスだが、現在は449ミリリットルにまでサイズアップしているのだ。実に7倍近い差である。


Science Alert」より

 そしてワイングラスの大きさが、そのままワインの総消費量に直結しているというから興味深い。イギリス国内のワイン消費は1960年から1980年の間になんと4倍に伸びているのだが、この時期にそれまで平均180ミリリットルだったワイングラスが200ミリリットルを超えるようになったという。

 その後もグラスのサイズは順調に大きくなってワインの消費量も伸び、1980年から2004年の間にはさらに2倍に伸び、この間にワイングラスの平均サイズは417ミリリットルと急激なサイズアップが成し遂げられている。そして去年から今年にかけての平均サイズは449ミリリットルとまだまだ“成長”を遂げているのだ。

 18世紀後半にガラス製品製造の技術革新が起り、以降大きなグラスが作れるようになったという背景もあるのだが、それでもここ20〜30年の急激なサイズアップは少し気になるところだ。「ワイングラスのサイズが消費量に影響を与えることを示唆するいくつかの証拠もあります」と研究論文を執筆したゾラナ・ジュパン博士は結んでいる。翌日の二日酔いを避けるためにはトレンドに反し(!?)、ワインは小さなグラスで飲んだほうがよさそうだがいかがだろうか。

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