人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

リーダー必読!結果を出すチームのつくり方

2018.01.04

 物事には一人できることと、そうでないことがある。一人でできないことを成し遂げようとするときは、同じ目標を共有する人たちとチームを組み、互いに協力しあいながら実現に向かって突き進むものである。

 とくに社会人になれば、一人でできないことの方が圧倒的に多く感じるもの。嫌なことも避けて通れなくなるので、必然的にそう感じるだけかもしれないが……。

 いずれにせよ、社会人になるとチームを組んだり解散したりすることが珍しくなくなる。では、うまくいくチームとはどのようなチームなのだろうか? この疑問を多角的に分析し答えを導くことにチャレンジした一冊が、『超チーム力』(ハーパーコリンズ・ジャパン)である。

 本書は、現在と過去のチームにおける有用な慣例をまとめ、最新の科学研究と照らし合わせて、ダイナミックで強固なチームをつくる秘訣を探ったもの。経済誌『Forbes』の発行人とシリコンバレーを知り尽くしたジャーナリストである著者たちの分析などにより、(1)チームのサイズについての正しい認識、(2)多様性の正しいあり方とマネジメント--の2点が学べる。

■チームサイズの上限は150人だが、1500人という異常値も……

 チームの最小人員構成は2人だが、イギリスの人類学者ロビン・ダンバーは、チームサイズに上限があることを突き止めた。それは150人で、これはダンバー数と呼ばれている。150人という数字はなかなかピンと来ないかもしれないが、本書では150人というダンバー数がいかに身近にあふれているかを、次のように紹介している。

「世の中は、どこもかしこもダンバー数だらけ。西洋文明における軍の基本的なユニットである中隊(カンパニー)は、何百年もまえから150人程度で構成されていた。フェイスブックの友達の数、あるいはツイッターで定期的にやり取りするフォロワーの数は、150〜190人というのが一般的だろう。2000年(つまり、メールでの挨拶が主流になる以前)、イギリスの典型的な家庭が送るクリスマスカードの平均枚数は153.1枚。そこで、ダンバーはこう仮説を立てた。“150”という数字は、私たちが真の社会的関係を結ぶことのできる人数に違いない、と。つまり、相手がどんな人間で、自分とどのような関係なのかを把握できる人間の最大級というわけだ」(第2章 63ページ)

 ただ、ダンバー数は150だけではない。第2章の64〜65ページでは、次のようなダンバー数とその意味が紹介されている。

3〜5 最も親密な友人関係を築ける人数
12〜15 誰かが死んだときに、深く嘆き悲しむ友人や家族の数
50   オーストラリアのアボリジニやアフリカ南部のサン人が移動するときの平均的な規模に相当
1500  最大のダンバー数。いわば異常値のようなもので、ダンバー自身もその謎を充分に解明できていない

 このダンバー数を見たとき、個人的に気になったのが3〜5だった。たしかに親密な友人関係が築けるという点では、自分の経験と照らし合わせても同意できたからだ。ただし友人関係ではなく一緒に仕事をする場合だと、要注意な気がする。自分の経験で恐縮だが、とくに3人で一つのチームをつくり仕事を進める場合、2対1に分かれてしまいやすい印象がある。3人で一つのチームをつくり仕事を進める場合は、リーダーが充分に注意を払う必要があると思われる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。