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2018.01.04

国産豚のルーツはアイオワ州だって知ってた!?


アメリカの食肉加工場の様子。画一サイズの豚が均一に吊るされる。(撮影/青沼陽一郎)

 炭水化物抜きダイエットなどで注目される、赤身肉。肉を食べていれば太りにくくなるということで、牛肉に引き続き、今度は豚肉が注目されている。

 米国国勢調査局が発表したデータによると、牛肉の消費量の第1位はアメリカ、2位はEU、3位はブラジルと続き、日本は小国にも関わらず世界10位だ。豚肉については、1位は中国、2位にEU、3位にアメリカ、日本は6位と健闘している。

 徳川幕府が滅び、明治期に入る150年前まで、日本では一般的には肉を食べる習慣がなかった。ところが今日、ここまで肉の消費が増えた背景には、実は、アメリカの存在が大きい。

 日本は、戦後の食うや食わずの時代から、あっという間に高度経済成長を遂げ、やがて食肉文化が浸透して、日本人の体格向上にも寄与したとされている。特に豚肉は手に入りやすい肉として、トンカツ、生姜焼き、肉じゃが、カツカレーなどのメニューになって、昭和の食卓を彩ってきた。

 日本の豚の歴史をひもといていくと、古くは江戸時代の薩摩藩に行きつく。2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で注目の薩摩は、琉球を統治していたこともあり、古くから豚肉が食べられていたのだ。薩摩藩出身の武士たちに偉丈夫が多いのは、豚肉の影響もあったかもしれない。

 しかし、当時、日本人が豚肉を食べていたのは、あくまで一部の話で、現在のように大量の豚肉が食べられるようになったのは、1960年代からだ。

 このきっかけは、1960年にアメリカのアイオワ州から、35頭の種豚が空輸されて山梨県に贈られたことだ。同時期に伝えられたアメリカ流の畜産技術もあって、これらが結果的に約50万頭に増え、全国に広がっていった。現在、日本の豚のほとんどが、このアイオワ州からやってきた35頭の豚の、なんらかの遺伝子を持つとされている。

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