眠いだるい病のセルフケアは?
◆こまめな掃除と換気:一番疑われる原因は、ダニを含むハウスダスト。シーツはこまめに洗い、カーペットは取り外すか、それが無理な場合、丹念に掃除機をかけ、殺虫剤でダニを駆除する。窓を開けて換気につとめ、建材から放散される化学物質を外に出すようにする。
◆熟眠環境の確保:夜しっかり眠れるよう、就寝前の飲酒・飲食は避ける。睡眠時にいびきをしているとか鼻づまりの場合、高めの枕にし、横向きに寝るようにする(仰向けだといびきが起こりがち)。
◆ビタミンC摂取:インターフェロン産生を促すなど、免疫機能維持に重要な働きをするビタミンCを1日あたり1~1.5g摂る。市販のサプリメントでかまわないが、安いものは効果が期待できないので注意。コスパの点でベストなのは、医師の処方箋で保険適用で購入できるビタミンC(アスコルビン酸)である。
眠いだるい病には、まだ不明な点も多い。アレルギー反応でなく、自律神経の調整力が低下して、副交感神経優位になっていることが素因の事例もあり、一筋縄ではいかない。
もし眠いだるい病にかかっている可能性があるようなら、渡辺院長の著書『最近疲れが抜けない。それ「眠いだるい病」かもしれません』(廣済堂出版)を一読することもすすめたい。
文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。
構成/メンズビューティー編集部(http://beauty-men.jp/)
※記事内のデータ等については取材時のものです。
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