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死亡率が上がっている前立腺がん、男性機能が失われる恐怖を考える

2018.01.03

■いい病院に巡り合うには、家族医を持つこと

 本書では最新の治療法についても言及。冷凍療法やサイバーナイフなどについて紹介しているが、高度な医療を提供する病院が必ずしも、いい病院とは限らない。患者ごとにいい病院は異なる。

 では、どうすればいい病院に巡り合えるのか。著者は遠回りと断った上で、家庭医を持つことを薦める。家庭医とは、家族全部まとめて診るような医者のことで、地域密着型の開業医と言い換えることができる。そうすることが、いい医師に巡り合える一番の近道だというが、これはどういうことか。この件について、次のように述べている。

「家庭医をわかりやすく説明すると、何かあったときの『相談窓口』ということでしょう。私たちは、何でも相談できる近所のお医者さんをつくっておく、ということが大事なのです。こうした先生に『前立腺がんの治療を受けたいのだけど、どこがいいだろうか』と相談するのです。

 日本では、これがいちばん失敗のない方法ではないでしょうか。紹介するほうも、紹介された側も、問題が起こった場合、それぞれに責任が生じます。ですから、よい病院、よい医師に当たる確率が高くなるのです」(第7章 p181)

 でも、医師だって人間。患者からすれば、合う/合わないがある。合わない場合は、セカンドオピニオンを活用すればいいだろう。そして著者によれば、「断言する医師のほうが信用ならない」(第7章 p183)とのこと。前立腺がんに限って話ではないが、医療の世界に「絶対」はないと肝に銘じておいた方がよさそうだ。

 男性固有のがんである以上、男性に読んでほしいのはもちろんだが、本書は女性も読んだ方がいいだろう。男は女と違い、繊細で弱い生き物だということが理解できる。そして、その上で、身近で大切な男性が前立腺がんに罹患し治療を受けたときに、支えるのに役立ててほしいと思う。

『前立腺がんは怖くない』
小学館 刊/潁川晋 著
740円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/4098252716

文/大沢裕司

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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