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就寝3時間前までの夕食のとり方で睡眠が変わる?

2018.01.02

就寝3時間前までの夕食のとり方で睡眠が変わる!

 ダイエットに関心のある方は、寝る3時間前に夕食を済ませよというアドバイスを耳にしたことがあるだろう。この指摘は、古今東西の俚諺にもあるうえ、医学的根拠もあると順天堂大学医学部の小林弘幸教授は話す。

「食べた後、横になって食休みをするのはいいのですが、そのまますぐに寝てしまうと、食べたものが脂肪として吸収されやすくなりますし、胃腸に負担をかけてしまいます。酒席の後の締めのラーメンや、深夜残業中にコンビニ弁当で拵えというのは、健康には良くありません。

 また、食べてから、すぐに寝るのが良くない理由には、自律神経の働きも関わります。昼食後に眠くならない方法の記事でお話したとおり、食事を始めると咀嚼や刺激などで交感神経が上がります。そして少し遅れて胃腸が働き出し、副交感神経が高くなり始めます。

 昼間ならまだしも、寝る前に交感神経が上がるようなことをすると、睡眠の質が下がってしまうのです。夕食は寝る3時間前までに済ませて、その後は、落ち着いて過ごすようにしてください。

 そうすることで自律神経のバランスが整って気持ちが落ち着いて、睡眠の質も上がる。当然、翌日の寝覚めは良いですし、午前中は仕事をがんばろうと活力が出てくるはずです」(小林さん)

 そもそも口から入った食べ物は、どれくらいの時間をかけて消化・吸収を行なうのだろうか。小林教授の著書『自律神経が整う時間コントロール術』(小学館刊)によると、食道は20秒、胃は5〜300分、小腸は6〜7時間、大腸は16〜48時間、そして直腸を通って便になることが紹介されている。つまり、食べたものが胃でおおむね消化され、腸に移った状態で寝るのが良いのだそうだ。

「夕食の時間と睡眠の質に深い関係があることがおわかりいただきたいんです。とくに強調したいのは、食べたものは腸で吸収されてはじめて栄養になるんですが、これを無視した生活をしていると便秘になったり下痢になるなど不調が現れるようになります。

 私は胃腸を専門にした外科医の関係で、日本初の便秘外来の立ち上げに関わりました。そこで患者さんを診ていて思うのは、もっと胃腸のことを大切にして欲しいということ。腸の状態を整えるのが健康な体作りの一丁目一番地と繰り返し申し上げています」(小林さん)

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