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電子マネーはずばりオートチャージに要注意!

2018.01.02

■連載/山崎俊輔のフィンテック入門

フィンテックと個人のつながりについて考えている本連載、今回は電子マネーについて、2回続けて検証してみましょう。

■利用者が一番多いフィンテックは電子マネーかもしれない

 個人の利用者が最大になると思われるのは電子マネーだと思います。

 フィンテックの花形、ロボアドバイザーを利用して投資を始める人がいくら増えたとしても、電子マネー利用者に及ぶことはないでしょう。おそらく電子マネーは日本人がもっとも多く利用し、利用額も伸び続けるフィンテックだと思います。

 そして、いつの日か、ほとんどの決済は電子マネーかクレジットカードに集約されていくことになるでしょう。現金決済の利用頻度はどんどん減っていくことになるはずです。

 しかし、電子マネーの使い方はクレジットカードの使い方ほど留意されていません。クレジットカードの支払いで失敗しないようにするヒントはあっても電子マネーでハマらないためのヒントはまだ少ないのです。

 それでは、電子マネーの「落とし穴」はどこにあるのでしょうか。

■電子マネーはクレジットカードより危うい〜カジュアルに使う危うさ

 クレジットカードは一般に高額決済かネットショッピングに使われます。こうした決済では、私たちは少しだけ消費に意識を払います。3万円の服を毎日買ったりすることはありませんし、買うときには「大金を使ったのでしばらくは節約しよう」と身構えたりします。

 あるいは現金決済の場合、お金を使ったという実感を得ます。財布から1000円札が消えていった、という感覚です。こうした肌感覚は消費のあとに節約を意識させるきっかけになります。

 高額消費や、リアルのお金を使った消費では、そうした「心理的歯止め」がかかることで消費のバランスを取っています。

【フィンテック入門】実はクレジットカードより危うい!?電子マネーの賢い使い方

 しかし、電子マネーは現金を見ずに決済ができ、その決済額は少額でかつひんぱんに行われます。コンビニやキオスクでジュースやお菓子を買うたび、お金を使ったという実感をまったくもてないまま、決済を繰り返していきます。

 カジュアルな決済であるということは電子マネーのメリットなのですが、ムダづかいをカジュアルに積み重ねていくことは危険なことです。1日330円のカジュアルなムダづかいは月1万円にもなるからです。

 お店にとって、電子マネーはカジュアル消費を引き出す絶好のチャンスなのですが、利用者にとっては何らかの歯止めを考えなければ、フィンテックの便利さが消費者の経済的不利益を招くということになってしまいます。

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