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大画面でもベゼルはスリム!10.5インチの新型『iPad Pro』を使ってわかった○と×

2018.01.02

 iPadではあまり使わないかもしれないが、カメラ機能も向上し、iPhone 7と同等になった。試しに何枚か撮ってみたが、確かに暗い場所でもノイズが少なく、キレイに写る。一方で、タブレットに、はたしてここまで精細なカメラがいるのかという疑問は残った。iPadは基本的に、スマホがあったうえでの2台目端末になる。撮影も、1台目のスマホで済ませるという人が多いはずだ。となると、ここまで高性能にする必要はないだろう。


高性能すぎるせいか、カメラの出っ張りは以前より目立つ形に

 むろん、iPad Proでそのまま撮影できた方が便利なケースもあるし、カメラを使って画像認識するような機能、アプリも存在する。そのため、カメラを搭載しないという選択肢はないだろう。ただ、カメラの性能をもっと抑えれば、背面の出っ張りをなくせたり、コストを抑えられたりといったメリットも生まれる。引き算がうまいといわれるアップルだが、ことiPad Proのカメラに関しては、ややスペックに走りすぎてしまっているきらいがあるのが残念だ。

 10.5インチという新しいサイズゆえに、アクセサリーが少ないのも、アップルらしくないところ。Apple PencilやSmart Keyboardなど、純正のアクセサリーは用意されているが、サードパーティ製のものはまだまだ少ない。純正でも、スリーブケースやスマートカバーなどの入荷が遅れているためか、発売から1週間経った今でも、ほしかった色のスリーブケースがなかなか手に入らない。時間とともに解決する問題であるとは思うが、今後に課題が残された格好だ。


ベゼルが狭くなっているが、サイズ自体はやや9.7インチより大きくなり、既存のケースなどが一部使えなくなった

 このように細かな不満点はあるものの、iPad Proは、現状で最高のタブレットのひとつと断言できる。さらに、iOS 11の配信が始まれば、ファイル単位でデータを管理できたり、アプリをまたいでデータをドラッグ&ドロップできたりと、よりPCライクなタブレットに生まれ変わる。使い勝手がどこまで上がるかは未知数な部分もあるが、利用シーンが今まで以上に広がることを期待したい。

【石野's ジャッジメント】
UI         ★★★★★
レスポンス     ★★★★★
バッテリーもち   ★★★★
連携&ネットワーク ★★★★★
アプリの数     ★★★★★
文字の打ちやすさ  ★★★★
質感        ★★★★★
撮影性能      ★★★★★
オリジナリティ   ★★★★
*採点は各項目5点満点で判定

取材・文/石野純也

慶應義塾大学卒業後、宝島社に入社。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして幅広い媒体で活躍。『ケータイチルドレン』(ソフトバンク新書)、『1時間でわかるらくらくホン』(毎日新聞社)など著書多数。

■連載/石野純也のガチレビュー

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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