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2018.01.02

大画面でもベゼルはスリム!10.5インチの新型『iPad Pro』を使ってわかった○と×

■連載/石野純也のガチレビュー

 昨年6月のWWDCでお披露目された新しいiPadが、10.5インチ版のiPad Proだ。当初は12.9インチ版のみだったiPad Proだが、一昨年、アップルは従来のiPadと同じ画面サイズとなる9.7インチ版のiPad Proを発売。この9.7インチ版と入れ替わる形でラインナップされたのが、10.5インチ版となる。

 単にディスプレイサイズが変わっただけでなく、ベゼルが従来のiPadよりスリムになるなど、前面のデザインを一新。iPad Proシリーズの特徴でもある、Apple PencilやSmart Keyboardにも対応する。これまでのiPad Proとの最大の違いはディスプレイにあり、フレームレートが最大120Hz駆動にアップ。これによって、より滑らかな表示を実現したというのが、10.5インチ版iPad Proの売り文句だ。

 では、サイズやフレームレートなど、ディスプレイが大幅に変わったことで、iPad Proの使い勝手はどう変化したのか。発売日にセルラー版を購入した筆者が、自腹レビューをお届けする。


新たにラインナップに加わった、10.5インチ版のiPad Pro

■120Hz駆動のディスプレイで、指に吸いつくような動作を実現

 ディスプレイのフレームレートが60Hzから最大120Hzになったといっても、10.5インチ程度ではあまり効果が分からないと思うかもしれない。確かに、動画などを見ているだけだと、はっきりとした差は認識できない。一方で、iPad Proはタッチパネルを搭載しており、操作に対するレスポンスのよさとしてディスプレイのフレームレートが生きてくる。

 iPad Proに触れる機会があったら、ぜひホームボタンをダブルクリックして、アプリを切り替えてみてほしい。それだけで、120Hz駆動のディスプレイの絶大な効果が十分分かる。従来のiPadやiPad Proもスムーズだったが、10.5インチ版の操作感はまるで別次元。指に吸い付くように、滑らかに動くとはまさにこのことだ。

 
アプリの切り替えや、ブラウザのスクロールが滑らか

 とはいっても、「プラシーボ(偽薬)効果でしょ?」と思われる方もいるかもしれない。120Hzだとあらかじめ聞いているから快適だと思ったのではないか。そんな疑惑を払しょくするためか、iPad Proは「設定」にある「アクセシビリティ」で、フレームレートを60Hzに制限することが可能だ。これで制限を加え、比較してみると、動きの違いは明白。スクロールなどの操作の快適さが、劇的に変わっている様子はぜひ体感してみてほしい。


フレームレートを従来同様の60Hzに落とすことも可能

 もちろん、アプリの切り替えだけでなく、ブラウザのスクロールや、電子雑誌のページめくりなど、何か操作を加える際には120Hzのディスプレイが役に立つ。そこまでのスムーズさはいらないと思っていても、一度、これに慣れると、元に戻ったときにどこかぎこちなさを感じてしまうから、人間の感覚とは不思議なものだ。

 この滑らかさは、iPad Proの特徴のひとつであるApple Pencilを利用する際にも、プラスになる。Apple Pencilに対してより画面の描画がきっちり追従するようになり、今まで以上に、実際の紙とペンに近い感覚を味わえる。数値で表すと、違いはコンマ数秒と微々たるものかもしれないが、人間の感覚は思っていた以上に繊細で、きっちり違いを見分けているのだ。結果、より細かな字が書きやすかったり、塗りつぶしが正確にできたりといったメリットがある。


Apple Pencilの書き心地も、今までのiPad Proより滑らかだ

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