◆カマド+窯! 焚き火料理を同時進行
一方、カマド型人気をけん引しているのは、ロゴスの『LOGOS the KAMADO』。2015年にリリースされ、上部のかまど部分を取り付ければピザのようなオーブン料理やかまど風の鍋料理もできると瞬く間に評判となった。
ベースとなる焚き火台は、同社のロングセラーであるピラミッドグリルによく似た構造。底から空気を取り入れる構造で薪が良く燃えるのはピラミッドグリル同様。違いといえば、脚部の形状と、オーブン時に薪や炭の調節をしやすいようフロントにマドが付いていることだろう。焚き火台の準備はスピーディーにできる。
「日本古来の竈とドーム型の石窯をヒントに、収納性と熱効率に優れたピラミッドグリルを発展させました。
オーブン料理では、食材の周りに燃料を配置することで400℃以上の温度で調理が可能。ピラミッド10面体構造で効率よく熱対流を推進させ、石窯のように短時間でおいしく調理できます。鍋料理では、カマド構造から鍋の周囲からも過熱されるようになっています。オーブン料理と鍋料理が同時に行え、収納もコンパクトにするためにこの形になったんです」(ロゴスコーポレーション 中村愛実さん)
焚き火台がベースなので、調理をするならローチェアに座りながらが基本。立ったままの作業ができないのが残念だが、来年度は別売のハイスタンドが登場する予定だから楽しみだ。
ロゴス/LOGOS the KAMADO(1万9900円+税)。
同社が培った焚き火台の技術をベースにした多機能グリル。かまどと窯の仕組みを組み合わせることで、かまどでの鍋料理、窯でのオーブン料理を同時に進行できるのがユニーク。もちろん、バーベキューもOK
かまど部分の天蓋を取り除けば、10インチのダッチオーブンを載せられる。熱がダッチオーブンを包み込むので、効率よく煮込めるし、ごはんもおいしく炊ける
独自のピラミッド10面体構造により効率よく対流熱を発生させるので、石窯のような効果を生み出す。上部には温度計がセットされているので、ローストチキンやピザ、グラタンなどオーブン料理がはかどる
かまど部分を取り外すと、焚火ピラミッドグリルのような焚き火台に変身。焚火ピラミッドグリルよりも炎が見えるのでダイナミックな印象だ
問い合わせ先:ロゴスコーポレーション 0120-654-219
http://www.logos.ne.jp
@DIME公式通販人気ランキング