人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2018年は業界の垣根を越えた「AI維新」時代の幕開けの年に

2017.12.30

2020年に向けたインフラの整備やIoTなどの新しいテクノロジーも進む中、AIはどのように社会に普及するのか? SNS社会は加速するのか? 各分野の専門家に聞いた。

◎音声で操作できるデバイスがあらゆるものとつながる

 バズワードとして、言葉ばかり先行していた感のある「AI(人工知能)」だが、今年は日本でもスマートスピーカーが相次いで登場。また、11月に発表されたソニーの『AIBO』に代表されるような、クラウドAIを活用したロボットも注目を集めている。

「手を使わずに操作ができる音声デバイスが、家事で忙しい主婦やタッチ操作が苦手なシニアに便利なのは明白です。今後はIoTの技術が進み、自動車や家電など、様々な製品がAIにつながっていくでしょう」(野村総合研究所・桑津さん)

 さらにAmazonの「Alexa(アレクサ)」とマイクロソフトの「Cortana(コルタナ)」という2大AIが一部提携を発表したように、「いずれは林立するAI同士が協業していく可能性も高い」(MM総研・細田さん)。家ではスピーカーや家電、外では自動車やスマホ、さらにイヤホン型のイヤラブル端末で、いつでも好きなサービスに声でアクセスできるようになれば、歩きスマホやよそ見運転も減るだろう。一方、常につながるようになることで、盗聴からのプライバシー保護や、セキュリティーの問題もさらに高度化する。光あれば、必ず闇が生まれるのだ――。

 AIはライフスタイルだけでなく、働き方も大きく変える。

「AIの普及・進化と同時に、産業用ロボットの技術革新もめざましい進歩を遂げています。AIを搭載したロボットに介助を任せられるようになり、人手不足が深刻な介護の現場などで大活躍するでしょう」(MM総研・横田さん)。加えて今後は、「チェックや管理、レポートといった事務作業にも、AIが導入されるようになる」(前出・桑津さん)と予測される。

 AIに仕事を奪われるという声もあるが、日本は少子高齢化によって人手不足が深刻なため、「積極的に活用するしかない」というのが、専門家の共通の意見だ。「医療現場では、肉眼では見逃しやすいガンの検査データ解析にAIを用いて精度を高める動きも活発になっています」(前出・桑津さん)。これからはAIの助けを上手に借りてこそ賢者となれるのだ。

Amazonのスマートスピーカー『Echo』
Amazonのスマートスピーカー『Echo』も日本に上陸。海外ではクルマともつながる。

ソニーはクラウドAIにつながり成長する新「aibo」を発表
ソニーはクラウドAIにつながり成長する新「aibo」を発表。

トヨタ自動車が、障がい者や高齢者向けの生活支援ロボット(写真)の実用化に向けて取り組みを強化
トヨタ自動車が、障がい者や高齢者向けの生活支援ロボット(写真)の実用化に向けて取り組みを強化するなど、介護分野でロボティクスの導入が活発化。

「深刻な人手不足解消のためにAIのビジネス活用は必然」

「深刻な人手不足解消のためにAIのビジネス活用は必然」  野村総合研究所 未来創発センター センター長 桑津浩太郎さん ICT分野における事業戦略、マーケティング戦略支援が専門。未来創発センターでは近未来型のビジネスモデル構想に取り組んでいる。著書に『2030年のIoT』(東洋経済新報社)ほか。
野村総合研究所 未来創発センター センター長

桑津浩太郎さん
ICT分野における事業戦略、マーケティング戦略支援が専門。未来創発センターでは近未来型のビジネスモデル構想に取り組んでいる。著書に『2030年のIoT』(東洋経済新報社)ほか。

「AIがスマートホームやロボティクスのハブになる」

MM総研 取締役 研究部長/研究員 横田英明さん、細田顕嗣さん
MM総研 取締役 研究部長/研究員
横田英明さん(左)、細田顕嗣さん(右)
ICT市場を専門にリサーチ&コンサルティングを展開。細田さんはAIのビジネス活用などが専門。横田さんはスマートホームやコネクテッドカーを含む、ICT領域全般をカバーする。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。