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2017.12.30

30、40代も要注意!冬に最も増える血栓症のリスクと対策

冬になると、よく「お風呂場で倒れないように注意」というニュースを目にする。そもそもなぜ冬にこうした事故が多いのだろうか。その原因は「血栓」に関係するといわれる。

そこで今回は、なぜ冬に血栓症になりやすく、心筋梗塞などにつながりやすいのか医師に聞いた。

■冬に最も増える「血栓症」リスク

心筋梗塞や脳梗塞などの「血栓症」は、冬に最も増えるといわれる。現に、国立循環器病研究センターが2012年に発表した、過去10年間の急性心筋梗塞の入院件数の推移を見てみると、11~12月にかけて急激に上昇しはじめ、1月にピークを迎えている。冬の時期には注意が必要だ。

ところで血栓症とはいったいどんな疾患なのか。北青山Dクリニック院長 阿保義久先生は次のように話す。

「血栓は、血液が何らかの原因で固まってできるかたまりのことです。血栓が血管を塞ぐと全身を循環している血液の流れが止まり、血流が止まった先の臓器には酸素や栄養が送られなくなって、その臓器は死滅してしまいます(そのことを梗塞と呼びます)。こうして引き起こされる病気のことを総称して『血栓症』といいます。例えば心筋梗塞や脳梗塞などが代表的です。日本人の3大死因は、悪性新生物(ガン)、心疾患、脳血管疾患ですが、このうち『心疾患』の約9割は心筋梗塞で、『脳血管疾患』の6割弱は脳梗塞です。このため、『血栓症』をひとまとめにすると、がんに匹敵する死亡者数といわれています」

■冬に血栓症が増える理由

日本人の3大死因ということは、誰もが決して他人事ではない。そもそも、なぜ冬に血栓症が増えるのだろうか。阿保先生によると、その原因は「気温」と「湿度」にあるという。

●気温の低さ

「気温が下がると、身体は血管を収縮させて体温を維持しようとします。血管が細くなると、他の季節では問題とならなかったような血栓でも、寒い冬場はそれが血行不全の原因となってしまうのです。また、細くなった血管内で血流を維持しようとして血圧が上昇することも、血栓症の誘因になります」

●湿度の低さ

「冬場は湿度が低く乾燥します。体から水分が奪われて脱水になってしまうと、血液が粘調になり、固まりやすくなるため血栓が生じやすくなります」

阿保先生は、気温と湿度が共に低い冬は、血栓が発生する条件がそろっていると話す。

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