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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でライアン監督が仕掛けた〝観ていて腑に落ちるサプライズ〟とは(2017.12.29)

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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を3か月後に控えた2017年9月。同作品の監督を務めるライアン・ジョンソン氏は、世界で唯一開催されたファン・イベントに合わせて来日。その合間を縫って行われたインタビュー、そしてファンからの質問に対する彼の言葉には、ビッグ・プロジェクトに挑む決意と熱量があふれていた。

■驚きと恐怖心。それを越える自分への問い掛け

 1977年のある日。彼は、父親の運転するクルマに乗っていた。連れて行かれた先は映画館。でも、その時に観た映画がどんなストーリーだったのか、当時の記憶は全くない。

 時が経ち、彼はある大作映画の監督を務めることになった。それは、40年前に連れて行かれたあの映画の8作目に当たる作品だった。

 彼の名はライアン・ジョンソン。2017年12月に公開される映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督・脚本家である。


12月15日(金)公開『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
前作『フォースの覚醒』は、ジェダイ騎士唯一の生き残り、ルーク・スカイウォーカーを探し求める冒険だった。その後を描く本作の展開は、様々な憶測を呼んでいる。

「『スター・ウォーズ』との出合いは4歳の時。『エピソード4』を観るため、父親のクルマに乗せられたことだけは覚えているんだ」

 ジョンソン氏が本格的な映画監督デビューを飾ったのは2005年の『ブリック』。その後、『ブラザーズ・ブルーム』(2009年)、『LOOPER/ルーパー』(2012年)で監督・脚本を務め、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では脚本を担当することになる。とはいえ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で監督に抜擢されたことは、本人にとっても衝撃的な出来事だったはずだ。

「大きなサプライズだった。私を監督候補に挙げていたなんて、全く知らなかったからね。いきなり指名された……という感じだよ」

 4歳で初めて『スター・ウォーズ』に触れて以来、この作品はジョンソン氏にとって大きなエポックとなった。そして映画に限らず、子供の頃に遊んだスター・ウォーズのおもちゃ(マーチャンダイズ)も、彼にとって重要な意味を持っているという。

「マーチャンダイズに対して『おもちゃを売るために映画を作っているんだろ?』といったシニカルな態度を取ることは、簡単なことだよ。でも、私にとっては、スター・ウォーズのおもちゃで遊ぶことによって想像力が育まれ、後に演技やクリエイティブを考えるきっかけになった。だからこそ、この作品で監督を務めることは意義深いし、とても感動的なことなんだ。だって、子どもの頃に遊んでいたおもちゃを実物大で作れたんだからね!」


BB-8のおもちゃを手にし、お茶目に話しかけるライアン監督。

『スター・ウォーズ』は、ジョンソン氏にとって思い入れのある作品であるとともに、世界中が注目する大作である。今でこそ、監督という役割をエキサイティングな体験として、まるで珍しいおもちゃを手に入れた子どものように興奮気味に語るが、実は、監督に指名された時は尻込みしたという。

「『スター・ウォーズ』は、自分にとって大きな意味を持つ作品であると同時に、プロジェクトの規模を考えると責任は重大だからね。正直、最初は『怖い』と思ったよ。でも、その一方で、『スター・ウォーズ』の映画を作る以外に、この世界でやりたいことなんてあるのか? と自問したんだ。当然、答えはノー。そう思った瞬間、ワクワク感が恐怖心を上回り、飛び込むようにしてこのプロジェクトに関わっていったんだ」

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