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2017.12.29

腰痛持ちの人は抑うつ傾向になりやすい?

厚生労働省がまとめた「平成25年度国民生活基礎調査」によれば、男性で最も有訴率が高かったのは腰痛で、人口1000人に対して92.2人だった。女性は肩こりに次いで2位だったが、それでも有訴率は118.2人となっている。

腰部脊柱管狭窄症の専門情報サイト「脊柱管狭窄症ひろば」を運営するわかさ出版が以前、40歳以上の男女601人に対し、体の悩みに関するアンケートを実施。体の悩みの中でも、特に「腰痛」の有無に分け、回答内容を分析し、「腰痛」に悩んでいる人の実態を調査した。

■各年代で3割以上が「腰痛」に悩み、特に40〜50代の割合が高い

まずは、体の悩みで「腰痛」と答えた人の各年代の割合を見てみると、全体では3割以上、年代別に見ると40代では35.7%、50代では、36.9%の人が「腰痛」に悩みを持っているという結果になった。腰痛のイメージとしては、高齢者に多いと思われがちだが、実際は40代・50代の現役世代の方が、悩んでいる割合が高いという結果だった。

■「腰痛」に悩んでいる人は「抑うつ傾向あり」の割合が2.29倍高い結果に(「腰痛」に悩んでいない人と比較して)

アンケートでは、簡易的に抑うつ病の傾向がチェックできる「SPQ-D東邦大式調査表」を用いて、抑うつ傾向を調査。調査は、加点方式で「抑うつ傾向あり」「境界領域(抑うつのボーダーライン)」「抑うつ傾向なし」の3段階に分けられます。「腰痛」に悩んでいない人は、「抑うつ傾向あり」が10.9%。一方、「腰痛」に悩んでいる人は、「抑うつ傾向あり」が25.0%で、2.29倍も高い結果となった。腰痛があると抑うつ傾向になりやすい、という因果関係までは言えないが、少なくとも何かの関連性は推測できる。

清水整形外科クリニック 清水伸一・院長 によると「慢性的に腰痛に悩む患者さんは、どうしても気分が落ち込みがちです。『この痛みがずっと続くのか』『この痛みを他人に分かってもらえない』『仕事を続けられるだろうか』など、悩みは患者さんによって異なりますが、腰痛を起因として不安・ストレスを感じて、抑うつ傾向になってしまう患者さんも多く見受けられるのが腰痛の厄介なところです」とのこと。

■年代別では「腰痛」に悩んでいる「40代」は「抑うつ傾向」が最も高く、腰痛が仕事に影響のある人は特に注意

先の抑うつ傾向に関する項目で、「腰痛」に悩んでいると答えた人の年代別に「抑うつ傾向」を分析。40代での「抑うつ傾向あり」の割合が39%、50代が16%、60代以上が14%と、40代が他の年代に比べ、倍以上高い結果になった。40代の腰痛が決して少なくないこと、さらに社会的な責任も大きくなることも考えると、40代の腰痛と抑うつは、現代社会の大きなトピックになる可能性がある。

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