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2017.12.29

海外でウケる変わり種サムライ映画

■連載/Londonトレンド通信

 この秋、ロンドンに2本の変わり種サムライ映画がやってきた。1本はレインダンス映画祭参加の熊切和嘉監督『武曲』、もう1本はロンドン映画祭参加の三池崇史監督『無限の住人』だ。

 レインダンス映画祭は世界各国からインディペンデント映画を選り、9月に開催される。コンペティションにノミネートされた『武曲』は、研吾(綾野剛)と融(村上虹郎)の物語。警察官だった父親(小林薫)に尋常ではない厳しさで剣の道を叩き込まれながら、ある出来事以来、酒に溺れる研吾と、ラップの歌詞作りに夢中の高校生で本人も気づかぬ剣の才がある融が交差する。

 上映後のQ&Aに登場した星野秀樹プロデューサーは、熊切監督に企画を持ち込んだ発案者。「オリジナル(藤沢周の同名小説)も現代で、それが一番面白いと思いました。かつては日本映画も黒澤明監督の『用心棒』とか『椿三十郎』とか決闘映画はありましたけど全て時代劇で、これは現代のサムライ映画になるのが面白いと思いました」と動機を語った。

 武曲というタイトルについて「武曲の武はサムライ、曲は音楽を表します。また、北斗七星中の双子の星の名前でもあり、ダブルミーニングになっています。研吾がサムライとして、融がラップミュージシャンをやっているので、サムライとミュージシャンの戦い、そして、2人が最後、ほんとうのサムライの境地に近づいていくという意味です」と解説。

 観客からは、武曲という言葉についてのさらなる問いや、映画中に登場した掛け軸の言葉、剣心一如の意味を尋ねるなど、サムライ文化への前のめりな質問が続いた。

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