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2017.12.29

日本の町工場が本気で「ハンドスピナー」を作ったら…スゴいのができた!!

 2017年はハンドスピナーの当たり年だった。

 スマートフォンなどでいつでも最先端のゲームをプレイできる中、数十年前のテクノロジーレベルでも十分に製造可能なハンドスピナーは当初ノーマークだった。「こんなもの、今時の子供は喜ばない」ということだ。しかし蓋を開けてみれば、大人も子供もハンドスピナーの回転に魅せられてしまった。アメリカでは「ハンドスピナー禁止令」を出す学校まで現れるほどだ。

 そんなハンドスピナーの分野に、東京の町工場が参入した。

■その形状は衛星の如く

 産業機器の製造を手がける藤原産業は、品川区南大井の住宅街の只中にある企業である。

 決して規模の大きい法人ではない。我々がイメージする「町工場」の典型例とも表現できる。この藤原産業が開発した2種類のハンドスピナー『Relation』と『Void』が、国内クラウドファンディング『Makuake』で巨額の出資を集めた。

「可能な限りの精度にこだわったハンドスピナー」ということで、出荷前から大きな話題になっているのだ。

「従来のハンドスピナーのガタツキがどうしても気になって、それならばと自分たちで作ってみることにしました」

 そう話すのは、藤原産業の藤原崇義専務である。机の上には、早速ながらと例のハンドスピナーが置かれている。筆者がまず手に取ったのは、カカシのような形のRelationだ。

 重量は27g。だが、回転させてみるとその重みすら一切感じない。ただただ遠心力だけが指先を刺激するこの感覚。今にも全身が宙に浮いてしまいそうだ。

 英単語の「Relation」は「関係、つながり」という意味を持つ。中心軸と両端のカウンターウェイトは、木星とその周囲に位置するガニメデとカリストにも似ている。惑星と衛星の運動は、常にある一定の関係性に基づいている。そして木星を周回するガニメデとカリストを眺めているうちに、いつの間にか自分自身も衛星のひとつになってしまうのだ。

 もしかしたら、ガリレオ・ガリレイやヨハネス・ケプラーはこのRelationを持っていたのではないか?

 決してそんなことはあり得ないが、頭のどこかでそう考えさせられてしまう製品でもある。

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