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2017.12.27

廃止まで、あと3か月!今しか行けない「JR西日本三江線」の旅

 2017年度冬季の青春18きっぷの旅は、JR西日本三江線(江津―三次間108.1キロ)に乗ろう。2018年3月31日限りで列車の運行を終え、翌日付で廃止されるからだ。廃止決定後、皮肉にも空前絶後のフィーバーと化していた。

■三次

 三江線は列車の運転本数が少なく、季節柄、全線の車窓を満喫できるのは、上り三次10時02分発の普通列車石見川本行きに限られる。終点で“休憩”したのち、普通列車江津行きとして前へ進むので、事実上1本の列車だ。


三次日出郵便局。

 さて、三江線に乗る前に、三次駅前の三次日出郵便局へ。営業開始前から並ぶのは、私と男性のみ。営業開始後、男性は郵便窓口で風景印の押印をお願いし、旅先からのたよりを出した。

 風景印は、はがきを持参、もしくは直接はがきを購入すると押してもらえるもので、旅の記念にもなる。ただし、どの郵便局も風景印を取り扱っているわけではないので、旅行貯金に比べると“至難の業”といえる。

 郵便窓口で風景印を押印していただいた局員によると、三江線の廃止が決まってからは、利用客が増加したという。旅人の一部は、“ゆう活”にも励んでいるのだ。

■争奪


三江線への道しるべ。

 9時05分頃、三次駅3番のりばへ着くと、三江線乗車口では、すでに数人が並んでいた。三次駅では混乱を防ぐため、白線を引き、整列乗車をお願いしている。


三江線の上り列車が入線。4時間52分の長い旅路が始まる。

 9時21分、普通列車石見川本行きが入線。三江線の列車は、1994年6月1日からキハ120形300番代が務めている。ステンレス車体で、日本海の荒々しさを表現したダークブルー、江の川の悠久の流れを表現したホワイトブルー、江の川に架かる橋と紅葉を表現したレッド(車体側面のみ)の帯を巻く。

 車内はセミクロスシートで、ボックスシートを4つしか配置しておらず、ロングシートが中心。したがって、ボックスシートは始発駅から“争奪戦”と化す。

 この列車はワンマンカーだが、2両編成や乗客が多いことを予想してか、車掌も乗務する(下車時の運賃収受は、原則運転士が担当)。車内放送では「車内販売なし」、「自販機のある駅はほとんどない」、「途中駅で停車時間の長い駅はない」、「後ろの車両は三次を除き、乗降用ドアの開閉はない」といった案内をして、飲食類は三次駅の売店、もしくは自販機の利用を呼び掛ける。

 車内は満席に近い状況。さらに隣の1番のりばでは、芸備線広島7時53分発の普通列車が到着すると、立客も発生した。69人の乗客を乗せて、10時02分に発車する。

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