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お正月に盛り上がること間違いなし!変わり種かるた4選

2017.12.31

■『猫かるた

 主に妖怪や猫をユーモラスに描いたイラストで人気の絵師、石黒亜矢子さんがイラストを、動物が主人公の児童書作家として知られる岡林ちひろさんが読み札を担当して生まれたのが、この『猫かるた』(白泉社刊)。


『猫かるた』表紙

 体裁は横長の冊子で、各ページに猫の絵の描かれた取り札、猫好きがほっこりする読み札、そして簡潔な解説というかコメントが添えられている。例えば「さ」の読み札は「さっき食べたのにもう『なんかくれ』」、コメントは「人間同様、食べ盛りのオスの食欲はスゴい。正直たまに引きます。隠してある食べ物の袋を引っ張り出して破くのも、だいたいオス」というふうに。

 ミシン目に沿って、切り離せばかるたとして遊べるが、読み物としてペラペラめくって、「飼い猫あるある」を楽しむのも一興だろう。


『猫かるた』の「ま」のページをめくったところ

 

■『上越妙高ふるさとかるた

 新潟県上越市の『上越妙高ふるさとかるた』は、読売新聞に折込みの『上越よみうり』に連載されていたものを商品化したもの。幾つかの自治体が、地元の人に郷土のよさを知ってもらうために「ふるさとかるた」を発行しているが、こちらは「究極の郷土愛」と銘打って面白系に振り切った異色作。

 読み札には、「歌舞伎じゃない『玉三郎』はパチンコ店」、「着飾って行く先はイオンかな」など、その地に住んでいる人なら笑えるネタが満載で、しかも取り札の絵は愛らしい。「ワイパー立てて駐車する雪国の常識」といった豪雪地帯ならではの文言もあり、地元民でなくとも興味深く遊べそうだ。

協力/フォントかるた制作チーム、氏田雄介

文/鈴木拓也

老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

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