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小粋なヘッドホンアンプ『ACRO L1000』はスピーカーも鳴らせるパワフルな実力機だった!

2017.12.27

■Impression

早速、ヘッドホンアンプとして使ってみよう。Mac miniからUSB変換ケーブルを使って接続してハイレゾ音源を再生する。PHILIPS『Fidelio X1』でMARU「I CAN HANDLE IT/Rehab」(DSD128)を聴くと低域の量感が心地よい。適度なドライブ感があって、タイト過ぎず、ダルになり過ぎず。バランス接続でFitEar『Air』にするとウォームなボーカルが、シャープに定位する。低域はよりタイトになりスピード感を増す。同じくバランス接続でDITA『Dream』にすれば、さらに低域から高域まで解像度の高い音が楽しめた。どのモデルを使っても耳に刺さるような刺激的な音は出さず、耳に優しい音を聴かせてくれた。


小型スピーカー『Ishida model』に接続するとデスクトップシステム完成。

A&ultima『SP1000』と比較すると、解像度ではやや負けるが、中低域のダイナミックな鳴りでは負けていない。『SP1000』の生真面目さに対して『ACRO L1000』の方がカジュアルなイメージである。さらにパワーアンプ内蔵なのでスピーカーも鳴らせる。これは『SP1000』には真似の出来ないことだ。スピーカーをドライブしたときの音は、Astell&KernらしくS/N感が良く、情報量が多い。しかし、音色としてはどちらかと言えばウォームで、8cmフルレンジの『Ishida model』で女性ボーカルを聴くと、これがドンピシャである。デスクトップの左側に置いてボリュームを回すというコンセプトもいい、まあボリュームが大きすぎて調整の幅が細かすぎるきらいはあるが...... 左下にあるフィルターを切り換えるとバスブーストとハイゲインへの切り換えもできるのだが、音の変化は少ない。日本製品ならもっとハッキリした効果を出すように設定すると思うが、奥ゆかしい。これはもともとヘッドホン用の機能なのでスピーカーではオマケ程度と考えていいだろう。調子に乗ってハセヒロのバックロードホーンスピーカー『MM-151ST』を接続。6畳間なら充分の音量が取れた。また、解像度が高く低域のドライブ能力優れた本機はバックロードとの相性も良かった。

プレスリリースを見た時は、どうやって使うのだろうと思ったのだが、実際にデスクトップに置いてみると、以前からそこにあったように『ACRO L1000』はしっくりくる。まず小さいので液晶モニターの下のスペースに収まる。小音量も得意なので大きなボリュームを回してAmazon MusicのプレイリストをBGMにするのにも最適。音量を上げれば小型スピーカーを元気よく鳴らしてくれる。DMPよりもむしろPCとの相性がいい。これからデスクトップシステムを構築しようと思っている人にオススメ。もちろんバランス対応ヘッドホンアンプとしてもオススメのモデルだ。それにしても、このデザインはどこから見てもカッコイイのだ。


キットの8cm2Wayフロントロードホーンの鳴りも良かった。

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

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