
■Introduction
Astell&Kernから新発想のデスクトップ型アンプ『ACRO L1000』が12月22日に発売された。バランス対応のヘッドフォンアンプなのだが、それだけではなくDACとパワーアンプを内蔵している。使い方としてはデスクトップに置いてDMPまたはPCのデジタル出力をUSB接続して、ヘッドホンかイヤホンで音楽を聴く。さらにコンパクトスピーカーと組み合わせてデスクトップシステムも構築できる。ボリューム付きなので本機とスピーカーがあれば、あとは音源を用意するだけでいい。例えばNASに接続したラズパイがあれば超小型システムを完成できる。
入力はデジタルのみでmicroUSB/B端子を使う。DACはAK4490をL/R独立で2基搭載したバランス構成になっている。PCM 384kHz/32bit対応 DSD256ネィティブ対応。ヘッドホン出力はφ6.3mm、φ3.5mm、バランスはφ2.5mm4pinとXLR4pinとなる。スピーカー出力は15W+15W。サイズは幅112×高さ160×奥行き112mm、約920g。実勢価格約11万円(税込)。
フロントパネルはほとんどボリュームというユニークなデザイン。
リアにはXLR4pinバランス出力とスピーカー端子、USB入力端子と電源端子がある。
サイドには標準プラグ、ステレオミニ、φ2.5mmバランス端子が並ぶ。
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