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クラウドファンディングで大人気!伊勢神宮の杉で作られた財布『常若小物』(2017.12.25)

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 木工にしろプラスチック製造にしろ、必ず「端材」というものが発生する。

 この端材で別のものを作るということは、企業にとってのある種の使命かもしれない。滅多に手に入らない貴重な素材なのに、その一部を廃棄するというのはモノづくりの企業にとって大きな自己矛盾ではないのか。

 端材から更なる付加価値を生み出すことこそ、モノづくりの真価とも言える。

■伐採が許されない「御山杉」とは

 伊勢神宮の敷地内に樹生する杉の木は「御山杉(みやますぎ)」と呼ばれる。

 この御山杉は、原則として伐採を許されていない。例外として、台風などの自然災害で倒れた木は業者が買い取り市場流通させている。いずれも樹齢数百年は下らない木だから、恐ろしく巨大なものだ。

 その木を加工して建材や家具を作るわけだが、そうする以上はやはり端材が出る。

 三重県所在の世古林業は、御山杉の端材を活かした『常若小物』をクラウドファンディング『Makuake』に出展した。薄く削った木を、財布や名刺入れなどの素材として利用した製品だ。

 平たく言えば、「木製の財布」である。

■香り立つ杉の匂い

 今回、世古林業から常若小物の試供品が筆者の元に届いた。

 木製の財布というからどのような代物かと思いつつ、箱を開ける。するとまず感じたのは匂いだ。それは言うなれば「高級木材を使用した新築住宅の匂い」である。紛れもなく、杉木材独特のものだ。

 この製品は本革と組み合わせて作ったものだが、木材部分の柔らかさは革のそれとほとんど変わらない。紙を貼り付けて加工したというこの木材は、折り鶴ができるほどの柔軟性を持っているという。

 同じ製品が複数届いたので、それらを机に並べてみる。すると、それぞれの木目模様がまったく異なるということに気づく。ひとつとして同一のものがない。

 唯一無二。それがこの製品のもうひとつの特徴である。

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