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人型レスキューロボットコンテストで見えてきた二足歩行型ロボットの可能性

2017.12.23

■二足歩行型ロボットで日本が再び注目

実行委員長を務める大阪電気通信大学の升谷保博教授によると、ロボット関連のパーツや周辺技術も手に入れやすくなり、全体のレベルはかなりアップしているとのこと。ただし、機構が複雑化しているせいか、競技直前や直後にメカトラブルがおこるケースが目立ち、予選とファイナル共にミッションを全てクリアしたのは、総合優勝したレグホーン1体だけでした。

そのレグホーンはもともとロボワン用に開発されたもので、横への移動や倒れてから起き上がるといった全ての動作が軽快で素早く、ブロックを掴んで放り投げたり、人形を抱える動作も驚くほどスムーズでした。競技者のNAKAYANさんによると「相手を倒す動きをそのまま救助の動きに応用した」とのこと。そうしたアイデアも含めて総合優勝に選ばれていました。


おそろいのアロハを着た「レグホーン」。見た目のユニークさと対象的に動きは驚くほどスムーズで、あっという間に競技をクリア。


目視部門2位の「パンプキン」はハロウィンコスチュームの小型ロボで、階段や搬送用の台車などの道具を複数使う点が評価された。


カメラ部門1位の九州工業大学ショーグン「爽太」はファイナルでミッションをクリア。映像をそのままPCにアウトプットしていて、参加者も一緒にロボットの視界から競技を見ることができた。


2位の産業技術短期大学廣瀬大起さんの「Rescue WHITE」はケーブルの取り回しに苦労していたもののほぼミッションをクリアする性能を発揮していた。

先日、ホンダが4足歩行もできるアシモの最新バージョンを発表するなど、二足歩行型ロボットの分野で日本の技術が再び注目を集めつつあります。本レスコンをきっかけに、さらに世界が驚くようなアイデアと技術を持ったロボットが誕生するかもしれません。


今回のレスコン参加者たち

問い合わせ先/
OECU杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=4527
レスキューロボットコンテスト
https://www.rescue-robot-contest.org/18th-contest/

取材・文/野々下 裕子
フリーランスのライターとしてデジタル業界を中心に、国内外の展示イベント取材やインタビュー記事を執筆するほか、本の出版(電子書籍含む)企画、編集、執筆なども手掛ける。注目分野はロボティクス、AI、デジタルヘルス、ウェアラブル、Autonomous carほか多数。https://twitter.com/younos

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