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来年3月17日デビュー!小田急の新型特急ロマンスカー70000形GSEの気になる中身

2017.12.23


70000形GSE。

「出発進行!!」

 2017年12月5日13時52分、星野晃司小田急電鉄社長の力強い合図が大野総合車両所と沿線に響きわたったあと、工場棟から新型特急ロマンスカー70000形GSEがついに姿を現した。“小田急の新しい夜明け”を象徴するように映るカラーリングは、冬の寒さを吹き飛ばす。

 プロ野球に例えるなら、清宮幸太郎選手クラスの「大型新人」といえる、70000形GSEを御紹介しよう。

■「GSE」とは

 小田急では1957年に登場した初代3000形SE以降、車両愛称付与の慣例がある。時刻表や駅の案内板などでは、各列車の充当車両を車両愛称で案内しており、わかりやすく、親しみやすい。


岡部憲明氏は、“ロマンスカーの神様”といえる存在。


 70000形の車両愛称は、「Graceful Super Express」を略した「GSE」。開発コンセプトが「箱根につづく時間を優雅に走るロマンスカー」なので、「優雅さ」を表す「Graceful」を用いた。この単語の意味は「上品な」、「気品のある」も含まれている。そして、岡部憲明アーキテクチャーネットワークが手掛けたのだから、70000形にふさわしい車両愛称と言えよう。

■小田急初、20メートル車の展望席つき特急ロマンスカー

 歴代の展望席つき特急ロマンスカー(3100形NSE、7000形LSE、10000形HiSE、50000形VSE)はいずれも、1両あたりの車体の長さを短くし、車両と車両のあいだに連接台車を配することで、「乗り心地がよい」というメリットがある。しかし、特殊な構造のため、メンテナンスに時間を要するデメリットもある。

 今回の新型特急ロマンスカー70000形GSEの構想は、2011年から始まり、「連接台車とボギー車(車両の前後に台車を配置)のどちらにするか」、「何両」、「客席数」などを議論した末、2014年頃に設計が固まり、2017年11月に日本車両豊川製作所で、第1編成が完成。12月3日に甲種輸送が行なわれ、翌日4時20分頃、大野総合車両所に到着した。

 70000形GSEは、30000形EXE&EXEα、60000形MSEと同じ、ボギー車にした。将来のホームドア設置に向けたもので、1両あたりの長さを通勤形電車と同じ20メートル車に合わせた。

 国土交通省の指針では、「1日の乗降人員10万人以上の駅にはホームドアを設置すべき」としている。小田急で該当する駅は、新宿、代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和、藤沢の11駅で、うち8駅は特急ロマンスカー停車駅(乗務員交代で停車する代々木上原は除く)。小田急によると、70000形GSEは新宿駅急行ホームに設置されているホームドアに「対応できる」という。

 7両編成にしたのは、箱根登山鉄道のホーム有効長に対応するため。車両の全長は142.6メートル(先頭車21.3メートル、中間車20メートル)。定員は400人とした。

 参考までに、50000形VSE(10両編成)の全長は146.8メートル、定員は358人である。

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