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2017.12.22

シトロエン『C3』vs VW『cross up!』小粋で楽しいヨーロピアンコンパクトの魅力

『C3』VS『cross up!』

「コンパクトカー」といっても、実はこの中に様々なジャンルが生まれているのをご存じだろうか。サイズ、スタイル、使い方、多様化が進むカーライフのトレンドを先取りした、旬な2台を比較試乗した。

 最近のコンパクトカーのトレンドは全長4m以下、全高が1.5m前後の2BOXカーだ。以前のコンパクトカーは全高がここまで高くはなかった。しかし、SUVや1BOXカーで、室内空間の広さを体験したユーザーは天井の低いクルマに興味を示さなくなってきた。そこで、メーカー各社は立体駐車場に入る車高のコンパクトカーを造り始めたのだ。

 国産車ではトヨタ『ヴィッツ』『パッソ』、日産『マーチ』、スズキ『スイフト』などがこのカテゴリーに入る。トヨタ『アクア』やホンダ『フィット』よりも小さいクルマたちだ。同じ傾向が欧州の輸入車にも見られる。

 現在、日本に輸入されているクルマでは、スマート『フォーフォー』、ルノー『トゥインゴ』、フィアット『パンダ』『500』、VW『up!』があるが、このカテゴリーにフルチェンジして参入したのがフランス車のシトロエン『C3』だ。

 そして、もうひとつのトレンドがコンパクトカーのSUV化だ。最低地上高をノーマル車より数cm高くしオーバーフェンダーやフロントのアンダーカバーなどで、オフロード走行のイメージを高めたモデルが増えている。

 すでにステーションワゴンのカテゴリーではスバル『アウトバック』やアウディ『オールロードクワトロ』があるが、メルセデス・ベンツも『Eクラスワゴン』でこのカテゴリーに参入したばかり。 

 この流れの中で最近、登場したのが、VWのコンパクトカー『up!』をベースにしたSUV『cross up!』だ。ちなみに国内勢でもトヨタが最近『アクア クロスオーバー』を発売した。『C3』と『cross up!』はどちらも国産車にも存在するカテゴリーだが、最新の欧州車は国産車よりも時代を先取りした装備で注目を集めている。

『C3』は自動車史上初の「コネクテッドカム」を装備。フロントウインドウに取り付けたカメラとセンサーが前方の安全を監視するだけでなく、写真や動画撮影ができ、SNSなどで簡単にシェアして楽しめる。

 一方『cross up!』は自分のスマホをナビとして使う仕様になっている。スマホに専用アプリをダウンロードすれば、音楽再生や走行データの表示も可能だ。

 クルマをスマホのように楽しみながら動かすーー今の国産車に足りないのは、このような遊びゴコロ新しい実用性かもしれない。

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