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2017.12.22

カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボ『XC60』ってどんなクルマ?

今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは、ボルボのミッドサイズSUV『XC60』が受賞した。ボルボとして初、輸入車としても4年前のフォルクスワーゲン『ゴルフ』に続き2台目の快挙だ。

『XC60』は、2008年にデビュー。以来、欧州プレミアム・ミッドサイズSUV市場で最も売れたモデルとして知られている。日本市場に投入されたのは09年。当時、国内では初めて完全停止する自動ブレーキ採用車として、安全を重要視する日本のユーザーからも大きな注目を浴びていた。

従来モデルも秀作だったが、新『XC60』(以下、『XC60』)においては、110億ドル(約1兆3000億円)を投じて開発されたという。その意気込みが認められた格好だが、果たしてどのような進化を遂げたのか、実車に乗り込んでみた。

『XC60』を一目見た瞬間、そのスマートな出で立ちに目を奪われた。ホイールベースは旧モデルに比べ、90mm伸び、2865mm。フロントからリアのドラにかけてラインが施され、一層シャープさが増した感がある。ヘッドライトは、いまや新生ボルボのアイコンになった「T」字型LEDを採用。そのスタイルは先にデビューしている90シリーズや40シリーズに通ずる、洗練されたものがある。

そのスマートさは車内のインテリアにも踏襲した。センターコンソールにはタブレットPCのようなモニターを搭載。ここに地図情報や音楽再生、エアコンのコントロールなど、構成は90シリーズと共通する。

■快適な乗り心地

スタイル上の共通点が多いことから“ミニXC90”と呼ばれている『XC60』。試乗したのは『T5 AWD Inscription』(679万円 税込)。

車内のインテリアは、細部から高級感があふれ出てくる。センターコンソールには、タッチセンサーを採用した9インチのディスプレーを搭載。このディスプレー内に、ナビゲーション、エアコン、オーディオ、電話機能など、多くの操作性を盛り込んだ。そのため、運転席周りのスイッチやボタン数はたったの8個。先代モデルは53個あったというから、従来ユーザーはその激減ぶりに驚くだろう。


シートは本革と本物の木を使用した美しいインテリアにも注目したい


操作ボタンはステアリングに集中。それでも数はぐっと抑え、スッキリとしたレイアウトになっている

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