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2017.12.21

知られざる恋とピザの深い関係

 人気の米・テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』に出演していたエミリー・キニーがラブコメに主演した。そのロマンスの相手がピザ会社のツイッターだというから実に面白い。

■ラブコメとSNS偏重時代を批評したパロディ映象作品!?

 ハリウッド仕込みの良質なエンタメ系ショートフィルムを配信しているYouTubeチャンネル「Above Average」で、エミリー・キニーが主人公を演じた恋愛ドラマ『Love @ Last: A Girl Meets Twitter Love Story』が公開された。エミリーは劇中ではべスという名の、都会のオフィスで働く少しおっちょこちょいなところがあるキャリアウーマンである。まさに“ベタ”なラブコメのヒロインだ。

ラブコメとSNS偏重時代を批評したパロディ映象作品!?
『Love @ Last: A Girl Meets Twitter Love Story』より。

◎動画はコチラ

 仕事終わりのある夜、ちょっとピザでも買って帰ろうと考えたべスは、「この辺でピザが食べられるとこないかしら?」と街を歩きながらツイッターでつぶやくと、待ってましたとばかりにDiGiorno Pizza(ディジョルノ・ピザ)のアカウントから、熱々のピザのプロフィール画像と共に「私はアナタのために焼かれます」とリツイートがあったのだ。ちなみにDiGiornoはアメリカで冷凍ピザを専門に販売しているネスレ傘下の冷凍ピザブランドである。このDiGiornoは昨今急速に売り上げを伸ばしており、宅配ピザ市場の顧客をどんどん奪っているといわれている。

 タイミングの良いDiGiornoのリツイートに思わず反応してしまったべスは、「あなたとても美味しそうね」と返信。するとすぐさま「このクーポンコードをセブン-イレブンで使えば“モッツァレラ”が1ドル50セント引きですよ」とリツイートが出現。この日からべスはDiGiornoのピザとツイッターに恋心を抱いてしまうのだ。

 しかし当然ながら一筋縄ではいかないのがラブコメである。DiGiornoとの“恋愛”が絶頂を迎えていたある日、ツイッターばかりチェックしているべスに見かねた同僚(スニータ・マニ)が「ピザ会社は誰にだって同じリツイートをしておべっかを言っているのよ!」と忠告。最初は意に介さなかったべスだったが、疑惑は徐々に膨らんでいき、ある夜、焼きあがったばかりのDiGiornoのピザをビリビリに引き裂いてちょっとしたパニック状態に。「私以外の人にも同じことを言っているんでしょ!」とツイッターで追求する一幕も。

 熱病のようだったDiGiornoとの“恋”があえなく終り、生活に落ち着きを取り戻したべスだったが、暫く利用していなかったツイッターのメッセージボックスを開いてみると、DiGiorno Pizzaからの夥しい数のメッセージが表示される。暫くクーポンを利用していないべスを気遣い、心配の言葉や最初に交わした書き込みの話題などのメッセージが1日何通も届けられていたのだった。これを見てベスの“恋”は再燃! 思わず家を出て走り出してしまいDiGiornoの本社へ駆け込み「DiGiornoのツイッター担当者は誰なの!」と遂に本心を告白して……。

ラブコメとSNS偏重時代を批評したパロディ映象作品!?
DiGiorno」のサイトより。

 たった3分間のドラマながら、山あり谷ありの“ラブコメ”を踏襲したストーリーで、結末は少しばかり“?”だとしてもテレビドラマ好きには楽しめるショートフィルムではないだろうか。もちろん明らかにDiGiornoの広告を目的にしたプロダクトプレイスメント(Product Placement)のドラマなのだが、ラブコメのパロディ作品としても、またSNS偏重時代の社会批評(!?)としても、今という時代を大いに反映した作品と言えるかもしれない。

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