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雑談力がパフォーマンスを上げる?ビッグデータで読み解く「ムダ話」の価値

2017.12.20

 今、企業にとってビッグデータを活用するのが当たりまえの時代になった。近年「人の行動」がデータ化されたものが、売上・生産性の向上に利用され始めている。主流になっているのは、消費者や観光客などの動きを把握するために、SNS上の投稿などから取得した位置情報などのデータを用いて、関心のある物や場所、テーマを探るという方法である。そしてそのデータ取得の対象は「お客さん」だけでなく、社内の「社員」の動きにまで及んでいるのだ。そんな人の動きを利用した、新しいデータ活用法から、ビジネスにおいて社内の雑談がもたらす効果が見出せるという。

■休憩時間の無駄話で生産性アップ?

雑談でパフォーマンスアップ!?ビッグデータ活用でわかった無駄話の価値

 人の行動に着目してデータを拾い、ビジネスに役立てることにいち早く着手したのは、日立ハイテクノロジーズである。2002年から研究をはじめ、2009年に「ビジネス顕微鏡」と呼ばれる、職場などでのコミュニケーションを科学的に捉えて解析するソリューションを実用化している。

 名刺型のセンサーを首からぶらさげることで、対面コミュニケーションをとった相手との対面時間、人数、活性度などの情報を取得する。各場所のデータは、オフィスや店舗などに設置された赤外線ビーコンと呼ばれる端末から取得する。これらの人間行動データと経営情報や顧客データ、商品データなどを合わせて総合分析するのが「ヒューマンビッグデータ」と呼ばれるものだ。

 この社内コミュニケーションの計測により、あるコールセンターでは休憩時間などのインフォーマルな会話の活気によって、拠点ごとに業績差があることが判明したという。そこで、休憩メンバーを相性の良い同世代同士の組み合わせにするなどして、対面コミュニケーションを活性化させることで、受注率13%アップに成功した事例がある。社内コミュニケーションの活性化が業務に影響することは、なんとなく予測はできるものの、いざ数値化することで実際に業務改善したという事例を知ると、昼休みの社員同士の無駄話も意味があると感じざるを得ない。

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