人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.12.19

何分までなら待てる?人気店の〝行列〟を科学する

 その土地で新規にオープンする人気の飲食店は当然ながら地元の人々の注目を浴びる。シンガポールで12月1日にオープンした台湾ティー店には前夜から長蛇の列ができていた。

■人気ティーチェーンのオープンに長蛇の列

 シンガポールに今年10月にオープンした大型ショッピングモール「SingPost Centre」に人気の台湾ティー専門店「ゴンチャ(Gong cha)」が12月1日にオープンした。記念すべきオープン初日に訪れたいというお客で店頭には長蛇の列が出来ていたことを地元メディア「Straits Times」などが報じている。

 2006年に台湾に誕生した台湾ティー専門店「ゴンチャ」は日本を含む世界19カ国、1,400店舗以上を展開している人気のティーチェーンである。ドリンクの甘さや氷の量などお客のお好みに合わせてカスタマイズできるのが特徴で特に女性に人気が高い。

 この人気チェーンが新しく出来たばかりのショッピングモールにオープンするとあっては人々の注目もひときわ高まったようだ。オープンを待つ長い行列の先頭にいたのは高校生のダリル・ユーン君(17歳)。なんと昨晩の10時に一番乗りで並んだという。そしてかねてからアナウンスされていたオープン最初の入店客の特典として、ユーン君には99カップ分のドリンク無料券が授与された。


YouTubet」より

“99杯無料券”を確実にゲットすべく、ユーン君は前日の夕方5時に並ぶことも考えていたという。しかしその時点ではまったく人が並ぶ気配がなかったので、いったん家に帰って勉強道具をひとそろい持って4人の友人と一緒に午後10時に並びはじめたという。

「この日は徹夜で勉強をしようと思っていたので、それならここで待ちながら勉強しようと考えました」(ダリル・ユーン君)

 オープンしたての真新しい大型ショッピングモールだけに床も綺麗で座り込んでもあまり問題はなかったようで、行列には適していたといえそうだ。明日のオープンを前に夜遅くまで準備をしていた店舗側もユーン君たちの存在に気づき、店長のカンさんは夜11時頃、近くのマクドナルドで買ってきた“夜食”をユーン君たちに差し入れたという。こうした店側の協力もあって、ユーン君は翌朝まで徹夜して見事に開店の1人目のお客という栄誉を手に入れたのである。

 ゴンチャがシンガポールに進出したのは2009年なのだが、どういうわけなのか他の国にも増して大人気のドリンクチェーンとなり、またたく間に店舗は80店を超えた。しかし経営がうまくいき過ぎたことが裏目に出たのか、国内の外食企業からのアプローチも多かったようで、ゴンチャを経営するRTGホールディングスはシンガポール国内の店舗と権利をすべて地元企業に売り渡し、今年6月から「LiHO」というチェーン名に変わって店舗が運営されていたのだ。

 しかしそれでもやはり、いったん人々の心をつかんだゴンチャの復活が待ち望まれていたということだろう。再出店第一号のこの店を皮切りに、ゴンチャは地元企業と共同経営で再び店舗を50店まで拡大する計画であるという。ともあれ、半年にも及んだゴンチャ“ロス”の解消を多くの人々が喜んでいるようだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ