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2017.12.19

来年上陸!ソフトバンクが44億ドル投資する脱コワーキングスペース「WeWork」

 2010年にニューヨークで創業されたWeWorkは、コワーキングのスペースや貸オフィス、その付帯サービスを提供している。現在19か国178地域で展開し、これまで世界中で16万人のユーザーが同社メンバーに登録し、企業価値が200億ドルと言われるユニコーン企業だ。今年8月にはソフトバンクグループが44億ドルの巨額投資を発表し、日本でもその名を知られるようになった。

 日本では2018年、六本木、丸の内、銀座、そして西新橋にはフラッグシップとなるWeWorkが開設される。フリーランスから100人以上の企業まで規模に関わらず、仕事をする場所を貸し出す。同社のプレスリリースによると、フォーチュン500企業の1割が同社のメンバーだという。

 筆者はこの秋、ニューヨークの3つのWeWorkを訪問。各コミュニティ・マネージャーにはサービス内容を、入居者には実際の体験談を取材した。WeWorkは日本ではコワーキングスペースとして紹介されることが多いが、実際は「Global network of shared workspaces」(共有ワークスペースのグローバルなネットワーク)を掲げている。まだサービスが開始していない日本ではわかり得ない、WeWorkで実際に働いている人々の現場を紹介したい。

■コミュニティを大切にする働く場所は、築115年の歴史的な建物に

 最初に訪問したのはミッドタウンにある、ブライアン・パークという緑多い美しい公園の向かいの築115年の建物内だ。入口の扉を開けると、グラフィックが鮮やかに描かれた螺旋階段が目に飛び込んできた。同社は社内にクリエイターを擁してスペースのデザインやアートワークを独自で行なっているという。また、その土地や建物の独自性に敬意を払い、例えばこのビルは当初は共和党のクラブハウス、その後はリハビリ施設として使われた歴史があるが、その当時のロゴやグラフィックをモチーフとしてこの階段の壁にデザインしている。

 受付には、同社のコミュニティ・マネジメントのスタッフが常駐している。彼らは入居者の事務的なサポートだけでなく勉強会や入居者同士の交流のためのイベントも企画し、さらに彼らのビジネス展開のための良き相談相手でもある。例えば入居メンバーがウェブサイト制作をしたい、あるいは製品の販路拡大のパートナーを見つけたいという希望に対して、対応できる企業や個人をWeWorkのコミュニティから推薦してくれる。


建物の歴史などがグラフィックで表現された、らせん階段

 1Fには、自分の席は決まっていないがどの机を利用してもいい「ホットデスク」の契約者が使えるスペースがある。電源やWi-Fiだけでなく文具やプリンターが常備され、飲み物が無料で提供され、カウンターやソファ、会議室もあり、落ち着いて仕事に集中できそうな場所だ。WeWorkのメンバーであれば世界中のホットデスクが、専用アプリから簡単に予約して利用できるという。


1Fのホットデスク

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