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「マンホーラー」に聞くマンホール蓋の魅力

2017.12.18

 全国で約1400万枚あるというマンホールの蓋。中には、独自の意匠が施されたものもあるが、ほとんどの人は素通りしてしまうような地味な存在である。

 こうしたマンホール蓋に関心を持ち、鑑賞を趣味とする人たちが増えている。彼らは、マンホーラーと呼ばれているが、国土交通省や自治体の支援で「マンホールサミット」まで開催されるようになり、その輪は広がっている。

 今回は、マンホーラーとして活動されている出水享(でみずあきら)さんに、このディープな趣味についてうかがった。

Q:マンホール蓋に目覚めたきっかけはなんでしょう?

出水:私がマンホール蓋を初めて見たのは、今から約20年前の高校生の時と結構遅かったのです。生まれた町には下水道が整備されておらず、マンホール自体が存在しなかったのですね。

このことが、マンホール蓋に興味を持つきっかけになりました。それ以降、私は下も向いて歩くようになり、旅先でもマンホール蓋を探すようになりました。

Q:マンホーラーになったのは、どんな経緯からでしょうか?

出水:大学では土木を学び、土木関連の仕事に就きましたが、市民が土木に関心・理解が乏しいことを実感しました。「市民に土木の大切さに関心をもってもらいたい」と悩んで道を歩いてたときに、目に入ったのがマンホールの蓋。「これだ!」と思いつきました。

SNSなどを通じてマンホール蓋の魅力を広め、マンホール蓋のファンを増やせば、下水道を含む土木に理解を示す人が増えると考えたのです。今では、Instagram、Twitter、Facebookで『マンホールGO』を展開し、数千人規模のフォロワーがいて、着実に増えています。

Q:これまで見たマンホール蓋のなかで、ベスト3を教えてください。

出水:3つ挙げるとすれば、以下となります。

第1位は魔法陣マンホール(長崎市)です。中心に長崎市の市章である五芒星があり、その周りにも五芒星がちりばめられていて魔法陣みたいです。長崎市内でもあまり残っていない希少なもので、Twitterで1万リツィートのあった伝説の蓋です。

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