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日本が誇る100年企業の不変と革新のヒストリー・創業挑戦編

2017.12.14

【日本が誇る100年企業の不変と革新のヒストリー・創業挑戦編】

創業または設立100年を超える企業が2万社以上あるといわれている日本は、世界でも断トツの長寿企業大国だが、今年、来年もそうそうたる企業が創業100年を迎える。どのような技術革新や企業努力を経て、現在もリーディングカンパニーであり続け、この先の未来をどのように歩もうとしているのか。100年企業の「これまで」と「これから」を取材した。

【創業/挑戦】

今は世界的に知られた大企業でも、創業当時は吹けば飛ぶような零細企業。100歳を迎える企業の多くもその例外ではない。今から100年前、1917年(大正6年)とは第一次世界大戦の最中であった。

 第1次世界大戦(1914〜1918年)の影響により世界的に物資が不足する中、参戦国でありながら主戦場の圏外にあった日本は、商品の輸出が急増したため「大戦景気」「大正バブル」といわれる好景気に沸く時代だった。

あ〜お
(あ)松下電気器具製作所(現・パナソニック)創業者、松下幸之助氏は数々の格言を残した。(い)水栓金具を生産するTOTO工場の1946年頃の様子。(う)1961年に発売されたキッコーマンのしょうゆ卓上びん。当時は150ml入りで1本40円。(え)1925年にニコン初の自社設計で開発したJOICO顕微鏡。(お)1952年発売の松下電器(現・パナソニック)白黒テレビ第1号。

◎改良ソケットの夢膨らませ狭い借家で独立を決意

「商売とは、感動を与えることである」をモットーにしていた「経営の神様」松下幸之助氏が「松下電気器具製作所」(現・パナソニック)を創業した時の手元資金はわずか95円(参考:小学校教員の月収は20円程度)だったという。

 松下氏は父が米相場で失敗し破産したため、小学校を4年で中退。15歳の頃(1910年)、大阪に導入された路面電車を見て感動し、電気に関わる仕事を志す。同年、「大阪電燈」(現・関西電力)に入社すると、家屋の電灯増設のための屋内配線工事を担当する。飲み込みも早く、仕事の合間に電気ソケットの改良に熱心に取り組み、1個の試作品を作った。自信作だったが、上司はそれを酷評した。

 7年間勤めた大阪電燈を辞め、独立を決意。ソケットの製造販売を始める。だが売り上げは芳しくなく、明日の生計さえも見通せない毎日が続く。そんな松下氏に、転機が訪れる。ある電機メーカーから扇風機に使用する部品の大量注文が舞い込んだ。ここで得た資金をもとに1918年「松下電気器具製作所」を創業する。現在の家電業界のリーディングカンパニーであるパナソニックの歴史の始まりだ。

松下初の製品
松下初の製品、改良アタッチメントプラグ。右は2灯用クラスター(二股ソケット)。

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