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2017.12.12

50年続く東京・四谷のジャズ喫茶『いーぐる』にファンが集う理由

 東京・四谷にあるジャズ喫茶「いーぐる」が(2017年)12月に開店50周年を迎えた。「ジャズ喫茶」とは、ジャズのレコードを鑑賞する喫茶店で、日本だけの文化といえるもの。全盛期だった1970年代には都内だけでも数十軒はあったが、その後は漸減。いーぐるのように「会話お断り」を貫きジャズ鑑賞に特化している店は、現在では絶滅危惧種といえる存在だ。


いーぐる入口。この地下への階段を下るところからジャズ喫茶体験が始まる。

 いーぐるは1967年(昭和42年)に開店。店主の後藤雅洋氏は当時慶応大学の学生だった。72年に現在の場所に移転して以来、店内の様子はオーディオセット以外は当時と変わらず、大音量でジャズを聴かせ続けてきた(現在は夜6時以降は会話OK)。普通の喫茶店でもひとりのオーナーが50年もの間、営業を続けることは難しいが、ジャズ喫茶という特殊な形態にもかかわらず、現在も多くのファンに愛され続けている。まさに驚異としかいいようがないが、いったいその理由はどこにあるのだろうか。


いーぐる店内。

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