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2017.12.09

肌の潤いやハリをアップさせるカギは「血管力」にあり

 ネットが発達したためか、昔に比べると、健康に関する情報が簡単に得られるようになった。ただ、情報はすべて正しいわけではない。正しい知識がないと、誤った情報に振り回されてしまう。巷に氾濫する健康情報の正しさを見極める基準となる、医学的な考えを紹介したのが、『長生きしたければ知っておきたい健康常識○と×』(アスコム刊)である。

 本書は、健康の常識とされてきた様々な事柄を、医学的な見知からジャッジすると同時に、最新の健康や医学の情報を提供。仮に間違った常識だったとしても、「効き目がない」と批判で終えるのではなく、解決策や善後策、建設的な考え方も提示する。常識だと信じられている「コラーゲンを摂った翌日はお肌がプルプル」「ウコンを飲んだら二日酔いにならない」といった事柄も俎上にあがっている。

■科学的に証明されたアンチエイジングの特効薬は、存在しない

 まず、上記の「コラーゲンを摂った翌日はお肌がプルプル」の真相について。結論から言えば、効果は期待できない。口から摂ったコラーゲンは小さな分子に分解され、ある一定量は体に吸収されるものの、顔などのある特定の部位にだけ効果を発揮するわけではない。

 また、皮膚に直接付けた場合、コラーゲンの分子量が大きすぎて皮膚の内部にまで入り込み、浸透することは難しい。コラーゲンを超微粒子化し、肌の表面から浸透しやすくする化粧品も出てきているが、効き目については医学的に証明されていない状態だ。コラーゲンに関するこのような情報について、著者は次のように戒めると同時に、肌や体のアンチエイジング対策を示す。

「『コラーゲン』という言葉に、魅力を感じる女性が多いことは、私もよく理解できます。しかし甘い言葉に誘われて、魔法のような手軽な効果を期待してしまうのは考えものです。お肌や体のアンチエイジング対策としては、良質な睡眠、食事、運動習慣に勝るものはありません。『科学的に証明されたアンチエイジングの特効薬は、存在しない』と頭の片隅に留めておいてくださいね」(同著191ページより)

「科学的に証明されたアンチエイジングの特効薬は、存在しない」という言葉は、なかなか衝撃的だ。とくにアンチエイジングに関心が高く、様々なものを摂り入れてきた女性にとっては、ショック以外の何物でもないだろう。アンチエイジング効果が期待できる商品が溢れていても、質の高い睡眠、食事、運動による、質の高い生活習慣に勝るものはないと思い知らされる。

 肌に関する健康常識をもう一つ。それは、肌の潤いやハリをアップさせるカギは、血管力にあるということ。「健康的な若々しさを手に入れるには、コラーゲンよりも血管力」と言い切る著者は、その理由を、人間の体を桜の木に例えながら説明する。

「心臓から全身へ血液を送る大動脈(太い血管)は桜の幹、手足へと伸びる末梢血管(足や腕の血管)は桜の木の枝葉、根といえます。そして毛細血管は花びらに相当します。恵まれた環境にある桜が、大地に根を張って素晴らしい花を咲かせるように、良い生活習慣を持つ人の血管は、自ずとしなやかに拡張します。そして、十分な酸素や栄養を供給された肌や筋肉には、潤いやハリが生まれます」(同著193ページより)

 高い血管力を持つ血管とは、自ずとしなやかに拡張する血管のこと。そういう血管をつくるには、良質の生活習慣を持たなければならないという。ここでも良質な生活習慣。アンチエイジング対策に関しては、まずは生活習慣を見直し、質を高めることが優先すべきことになる。

長生きしたければ知っておきたい健康常識○と×

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