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2017.12.09

日本一スポーツクラブが多いのは自然豊かなあの県だった!

 東京オリンピックまであと2年ちょっと、スポーツへの注目が高まっている。その効果なのか、スポーツクラブで汗を流す人も増えている様子。現在、スイミングスクール、ヨガ教室、フィットネスクラブなど、様々なジャンルのスポーツクラブがあり、健康維持やダイエットなどの目的に合わせてやる気を引き出しながら、指導を行なっている。小中学校体育の授業にダンスが取り入れられたことで、ダンス教室を併設する所も増えているという。

 日本でスポーツクラブが誕生したのは1964年の東京オリンピック以降のことで、まず全国各地でスイミングスクールが開設された。その後、ジョギングやテニス、ジャズダンスなど各種のスポーツブームが巻き起こり、1981年にエアロビクスの大ブームがアメリカから到来し、フィットネスクラブが誕生する。

 バブル時代にはいると、スキーやスキューバダイビング、ゴルフなどお金のかかるスポーツがブームとなり、企業フィットネス(従業員の健康・体力作りを進めるために、企業内でフィットネスを推進すること)も盛んに。若い女性中心だったエアロビクスだけでなく、男性にも楽しめるマシーンを使ったスポーツジムが広がった。

 その後バブル崩壊で新規オープンの激減、入会金0円やレッスンフィーの見直しへと至る。こうした流れを経て、現在はスポーツクラブの第三次成長期だと言われているが、掲載登録件数推移を見ても、10年で約2.5倍もの伸びを示している。2012年から中学校でダンスと武道が必修化されたことで、最近はダンス教室が大盛況だという。

「スポーツクラブ」のランキングデータ

 特に、現代的なリズムのダンスとして、ヒップホップに注目が集まっている。表現力を磨いたり、仲間とともに踊ることで連帯感や達成感を得ることを目標に取り入れられた。また、リズム感は幼児から体験しないと身に付かないことから、少しでも早いうちに習わせようとする保護者も多く、幼児のクラスではキャンセル待ちが出ている教室もあるそうだ。

 NTTタウンページ株式会社は昨年、同社のタウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用してさまざまなマーケティング情報を提供しており、同社が運営する商品紹介サイト「TPDB.jp」で都道府県別の「スポーツクラブ」のランキングデータを発表した。これによると、人口10万人当たりのスポーツクラブ登録件数は、1位に鳥取県(6.27件)、2位は長野県(5.60件)、3位に滋賀県(5.30件)。人口の多い首都圏ではなく、砂丘や豊かな山々、日本一の湖など、自然に囲まれた地域が上位を占めている。ベスト10の中に入る大都市は8位の東京都、9位の愛知県のみで、他はやはり自然の豊かな地域となっている。「自然の中でウォーキングを楽しめるエリアより、首都圏こそスポーツクラブが多いのでは」という予想を裏切る結果になった。

「スポーツクラブ」のランキングデータ

 ちなみに、1位の鳥取県は、公民館や図書館などの公共施設の充実度は全国でもトップクラスで、鳥取県庁統計課平成26年度資料によると、特に体育館数は人口10万人当たりの件数で1984年以来ずっと1位をキープ。プール数でも1位となっている。スポーツクラブが人気になる前から、施設で運動することに慣れていたということなのだろうか。
 
 2位の長野県は、今や日本一の長寿県としても知られている。かつて郷土料理に塩分が多いことが指摘され、県をあげての減塩運動に取り組んだ結果、2010年には男女ともに長寿日本一に。食生活を指導する塩分Gメンの存在や、ぴんぴんころりを祈願する「ぴんころ地蔵」があるなど、健康長寿への願いが強く、それを着実に実践する地道な県民性が特徴だ。

 3位の滋賀県は、平成23年度の総務省の社会生活基本調査によるとスポーツの年間行動者数は全国2位。旅行や学習、自己啓発での分野でもトップクラスで、行動力があり身体を動かすのを厭わない県民性が現れている。

 男女別や郷土料理などの特徴により一概には言えないものの、健康寿命を延ばすには、食生活とともに適度な運動が欠かせない。スポーツクラブの多い長野県、滋賀県ともに長寿でもトップクラスとなっていることは、その証左のひとつのように感じる。

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