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2017.12.09

地域の住民たちの健康を守る専門職「保健師」の仕事とは?

■中高年のための健康講座(5)

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 市区町村の役所には保健師という専門職がいる。そこに住む人たちの健康を守るうえで重要な役割を果たしているわけだが、退職後市町村国保に加入したばかりの中高年男性にはなじみの薄い存在だ。そこで実際に保健師がどのような仕事をしているのか、資格や仕事内容、上手な付き合い方を詳しく解説しておこう。

■保健師と看護師はどう違う?

 保健師は看護師免許を取得(予定も含む)した人が、別に定めている1年以上の専門教育を経て取得できる資格のこと。大学の看護学部に入り、卒業前の国家試験で看護師と保健師、両方の資格を取るのが定番コースになっている。

 とはいえ、大卒なら誰でも取れる資格ではない。ほとんどの大学が保健師免許取得のコースに年間20人程度の人数制限を設けているからだ。看護師の免許を取るだけでも大変な勉強量なので、強い覚悟をもって挑んでいる。*同様の仕事に助産師もある。

 

 仕事内容は保健師助産師看護師法に「保健指導に従事することを業とする」と記されている。わかりやすくいうと、看護師が「病気を治す」なのに対し、保健師は「病気を予防する/悪化させない」のが仕事と覚えておけばいいだろう。

■保健師=公務員が多い理由

 保健師として働ける職場は限られている。2016年末の厚生労働省統計によると、保健師の総数は5万1280人。就業場所で最も多いのは市区町村で、全就業人口の約56%。次いで保健所(特別区や都道府県)が約15%と、公務員=行政保健師が多い。予防の分野は経済効果が見えづらく、民間で行うには難しい面があるからだ。

 病院や診療所で働く保健師も全体の約10%いるものの、一部を除き看護師として働いているのが実情だ。資格を持っていても求人の少ない公務員になれず、やむなく看護師として働きながら来年を待つ人たちも珍しくない。

 ほか、保健師の資格が生かせる職場として、健保組合や民間企業で働く人たちが全体の約6%。こちらは産業保健師と呼ばれ、会社の健診などで出会った経験のある人がいるかもしれない。

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