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日本が誇る100年企業の不変と革新のヒストリーとこれからの100年

2017.12.09

◎グローバル化を目指した基本姿勢を貫く

 キッコーマンはこれまで打ち出していた「グローバル化」を、さらに推進していく。同社は2008年に、「目指す姿」とそのための「基本戦略」を「グローバルビジョン2020」というレポートとして具体的に描いた。

 キッコーマンしょうゆをグローバルスタンダードの調味料に育て、食を通じた健康的な生活の実現を支援し、地球社会にとって存在意義のある企業となる。つまり、世界中の人から「キッコーマンがあってよかった」と思われる企業であり続ける、と。

 前出の山下弘太郎センター長が解説する。

「単に日本食のための醤油ではなく、現地の料理や食事に使っていただき、現地の家庭に入り込めてこそ、初めて〝グローバル化〟といえるのだと考えています。そのために現地の料理にもなじみがあること、またこれまでとは変わった料理の味が楽しめることを提案し、そのあとに商品の認知度を上げていくことが大切だと考えています」

◎商品を売るだけではなく快適な体験を提案し続ける

 常に斬新な発想、画期的な製品を創造してきたパナソニックは、AIやIoT、ロボティクスといった技術を、新製品に導入していくのだろうか。

「商品が時代にとともに変わることは、この業界では大前提。家電製品はお客様の暮らしに常に寄り添っていく必要があると考えています。

 しかし、AIやIoTはあくまでも新しいテクノロジーのひとつです。スマホの操作などにより、家電製品の使用が便利になりさらにはクルマや住宅ともネットを介してつながっていくでしょう。

 我々は単一商品だけを販売したり、他社と競争したりしているのではありません。各製品の利便性や連携をさらに高めることで、暮らし全体が快適になるようにお役に立っていきたいと考えています」

 同社には「250年の長い年月をかけて『真の使命』である『楽土建設』を成し遂げよう」という、創業者・松下幸之助氏の言葉が脈々と受け継がれ、息づいている。つまり、はるか先を見据えている。

 100年が過ぎたといってもまだまだ道半ばなのだ。

山下弘太郎さん・『いつでも新鮮 塩分ひかえめ丸大豆しょうゆ』
キッコーマン国際食文化研究センターのセンター長・山下弘太郎さん。写真左は、鮮度を保つことができる密閉ボトルを採用した『いつでも新鮮 塩分ひかえめ丸大豆しょうゆ』。JAXAにより、宇宙日本食に認証された。

創業100年を記念して制作された広告 木下歩さん
パナソニック・マーケティング企画部部長の木下歩さん。写真左は同社の創業100年を記念して制作された広告。1962年に松下幸之助氏がアメリカの『タイム』誌に掲載された広告をモチーフに作られた。

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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