
■連載/メンズビューティー通信
最速で仕上げるハリウッド式肉体改造! 脳と身体のコネクトメソッド
「かっこいい体にはなりたいけど、毎日仕事も忙しいし……」と、たるんだ体をあきらめているそこのあなた。
ボディビルの本場アメリカでは、トップビジネスマンたちが時間をかけない超効率重視のやり方で、かっこいい体を手に入れていることをご存知だろうか?
「毎日のジム通いが趣味だという人は、いつまでたっても理想の体を手に入れることができません!」
そんな驚くべき新常識を教えるのは、プロアスリートから有名経営者、芸能人なども数多く指導してきたフィットネストレーナーの北島達也氏。
自身もカリフォルニアのボディビルコンテストで日本人初のチャンピオンに輝いた経験を持ち、科学的な理論に基づくハリウッド式ワークアウトを実践している。
そんな北島氏によれば、特に日本人はメリハリのないかっこ悪い体になりやすいのだという。
それは歴史的に長らく農耕民族だった名残で、狩猟民族のような瞬発力よりも持久力を発揮する体の使い方をしていることに関係があるらしい。
その違いは、瞬発力がものを言う短距離走のランナーと、長距離走のランナーの体型を見れば一目瞭然だろう。
ビシッとスーツを着こなせる男らしい体を理想とするなら、短距離走のランナーのように大きな筋肉もついたメリハリのあるボディを目指したいところだ。
同じ骨格でも、筋肉のつき方が変わるだけで見た目の印象は驚くほど変わってくる。
筋肉のつき方でスタイルはこんなに変わる!
BAD(左):なで肩で、腕のラインにメリハリがない。ずん胴になり、ひざや足首も太い。
GOOD(右):肩や胸に立体的な筋肉がついている。関節まわりは細く、メリハリがある。またウエストにくびれができ、脚のつけ根はしっかりと太い。ひざ上と足首はスリムに。
そこで重要なのが、「脳」なのだという。いくら一生懸命に筋トレをしたところで、脳と体がしっかりコネクトしていなければ、その効果は半減してしまうと北島氏は言う。
そもそも筋肉の伸び縮みは脳から筋肉に送られる電気信号によって調整されており、脳からの指令があってはじめて腕なども動かすことができる。