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2017.12.08

大企業と中小企業の広報担当者の違い

■連載/あるあるビジネス処方箋

 今回は、中小企業を広報という部署から考えてみたい。私は大企業を取材することが多いが、1年に30~50社は中小企業を取材する。取材をするほどに、大企業とは別世界であることを確信する。このことを知ることなく、中小企業に就職や転職をすると、苦労をするかもしれない。ぜひ、参考にしていただきたい。

 なお、ここでは業界・業種を問わず、正社員300人以下を中小企業とした。

■意思疎通ができない

 大きな特徴は、大企業の広報担当者と比べ、取材を依頼する仕事が一定のスピードで流れていかない。やりとりが、なかなかできない。大企業の場合、広報に電話をすると、「企画趣旨を説明してほしい」と言われる。そこである程度の合意ができれば、企画書をメールもしくはファクスで送る。その後、数日~1週間ほどで、広報から取材を受けるか否かの回答が来る。

 中小企業の場合は、このような流れがない。電話で取材依頼の趣旨を説明すると、「総務」と名乗る社員が出てくる。迷惑そうな声を出したまま、じっと黙っている。相槌を打つタイミングや質問の内容が、明らかにずれている。突然、こちらの話を冴えぎって、「セールスお断り」と切ってしまう場合もある。なぜか、くすくすと笑い始める人もいた。

 国語教育で言うところの「話す力」や「聞く力」も、大企業の広報担当に比べると概して低いように思える。大企業の広報は、1回話すと、すぐに通じることが多い。中小企業の担当者はこちらがゆっくりと話し、かみ砕いて説明をしないと通じないことが多い。メールのやりとりをしても、こちらが聞きたいことが書いていなかったり、一読して意味をつかむことができなかったりする場合もある。メールを受け取った後、「これはどういう意味ですか?」と電話で尋ねると、不愉快そうな声で何かを答えるが、その意味がわからない。

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