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日本の「キャッシュレス化」はどこまで進むのか?(2017.12.07)

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■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 ここ1年ほどで「~ペイ」と呼ばれるモバイル決済を頻繁に耳にするようになった。店頭で現金やクレジットカートを使わずにスマートフォンで決済するシステムだが、決済方法や還元などが各社で異なり、メリットがあるのか、どれがお得なのか、正直言って内容がわかりにくい。

 こうしたペイメントサービスの実態や取り巻く環境について、2016年5月にスタートし、モバイル決済の先鞭をつけたOrigami(オリガミ)にて、メディア向けのセッションが開催された。

◆従来の「おサイフケータイ」とどう違う?どのペイメントサービスがお得なの?

 Origami Payは専用のアプリをダウンロードして、氏名、使用するクレジットカードを登録するだけで始められる。店頭ではアプリを起動して、店側のiPad上でQRコードをスキャンすれば支払い完了。後日、登録したクレジットカード会社から引き落としされる。現金もクレジットカードも必要なく、クレジットカード払いでは躊躇してしまうような少額でも気兼ねなく使えて、しかも決済のスピードが速い。タクシーでも現金やカードに比べて支払いがダントツに速く、チャージの必要もないので残高を気にせず使える。

 サービス開始から15カ月経過して、今年8月現在で約2万店舗の導入が決定している。コンビニのローソン、ファストフードのKFC、居酒屋の和民、ユニクロ、無印良品と全国で展開している企業や、アパレル、雑貨などのライフスタイル系の店舗が多いのもOrigamiの特徴。サービスに関しては日本交通のタクシー約4100台で使える。

 モバイル決済といえば、ガラケーの時代からフェリカを搭載した「おサイフケータイ」があったが、Origamiのモバイル決済はどう違うのか?

「ガラケー携帯の決済はフェリカのチップを端末に埋め込んでいたので、端末によっては使えないこともあった。私たちはアプリのサービスなのでスマホの機種に依存せず、アプリをインストールしてもらえれば、カメラ機能が搭載されているスマートフォンであれば使うことができる。

 加盟店側にもアプリをインストールしてもらい、アプリ同士が重なることで決済ができる仕組み。加盟店側がタブレットを使ってQRコードを表示するが、セキュリティーの関係から60秒間だけ使えるQRコードを生成して、それをユーザーが読み込み、ユーザーは事前に登録したクレジットカードにインターネット上で決済を起こして完了。店にクレジットカード番号を渡しているのではないというのが特徴で、セキュリティーの高い仕組みになっている」(Origami マーケティングディレクター古見 幸生さん)

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