
社内で決まって名が上がるのは、いつも自分ではなく他の社員。いつも頼りにされる社員は決まっているものだ。一方、自分はなかなか声がかからない。頼りにされない。影が薄い。このような悩みを抱えている人は意外と多いのではないだろうか。そこで、オフィスで大切にされ、頼りにされる存在になる方法を専門家に聞いてみた。
■オフィスで頼りにされない原因は?
オフィスで周りから頼りにされないという場合、何が原因として考えられるのだろうか。“組織の元気作り”を応援する社員研修・人財コンサルティング会社ターニングポイントの代表 西田陽子さんはこう答える。
「よく、“周りから頼りにされる存在”という表現がしっくりくる人がいます。このような人になるには、常に周りのことを考え、重要な仕事を任されたときに、責任を持ってそれを遂行する必要があります。もしこのような人に憧れているものの、実際、自分が今そのような存在ではないのであれば、この基本ができていないことが問題かもしれません」
「周りから頼りにされる存在」というのには、例えば次のような条件が考えられる。
●常に周りの人のことを考えながら働くことができる
●重要な仕事を任されたとき、喜んで即座に引き受け、確実に実行する
●どんなに忙しくても、常に笑顔を絶やさず、楽しそうに仕事ができる