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2017.12.05

片方だけがお酒が好きなカップルに潜むリスク

 1日の仕事が終わっても家族が待つ家にはすぐには帰らず、ついつい酒場に足が向いてしまうという世のお父さんたちも少なくないが、この場合はやはり奥さんがお酒を飲まない人であるケースが多いのかもしれない。マウスを使った興味深い研究が行なわれている。

■一方だけが酒好きのカップルは絆が弱まる?

 アメリカ大陸に生息するプレーリーハタネズミは一夫一夫制で行動することから、我々人間の行動を占う意味でもよく実験に用いられる。そしてこれまた奇遇なことに一部の個体はお酒の味を覚えて“酒飲み”になれるという点でも我々(の一部)とそっくりなのだ。研究対象としてなかなか興味深い生物のひとつである。

 アメリカ・オレゴン健康科学大学の研究チームは、プレーリーハタネズミのカップルに異なる条件を設定して関係の変化を観察している。

 Aグループのカップルにはオスだけにアルコールを与え、Bグループにはオスメス共にアルコールを与え、Cグループにはオスメスどちらにもアルコールを与えなかった。そしていずれのグループのオスにも新たなメスと出会える機会を与えた。


Daily Mail」より

 結果はある意味で予想通りだった。カップルの結びつきの強さ=一緒にそばにいる時間の長さがAグループのカップルで減少したのだ。つまりオスだけが“酒飲み”のカップルは絆が弱まったのだ。一緒に酒を飲むBグループも、どちらも酒を飲まないCグループもカップルの結びつきの強さに変化はなかった。

 研究チームはさらにオスの脳の変化を調べたのだが、Aグループのオスの脳は中脳水道周囲灰白質(periaqueductal grey)に変化が見られ、この変化とパートナーとの結びつきが弱まったこととの関連が示唆されることになった。ということはひょっとすると、お酒が原因で破局を迎えたカップルの男性の脳にも同じような変化が起っているのかもしれない。

「今後の研究で、問題のある飲酒癖によって悪化したカップルの関係を改善するための戦略を見つけることができるでしょう」と研究は結ばれている。とすれば近い将来、カップルの不仲が薬で治療できることになるのかもしれない!?

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