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2017.12.05

長寿時代に備えたい長生きを前提にした生命保険選びのポイント

 日本人は世界でも上位に入る「保険好き」だと言われています。なかでも、掛け金を低く抑えることができる掛け捨てタイプの生命保険は多くの方が結婚や出産を機に考える、最も人気の高い保険商品です。実際に読者のなかにも加入している人は多いでしょう。しかし、ここでちょっと立ち止まり、その保険が本当に自分が必要なものなのか、あらためて考えてみませんか。

■日本人の平均寿命から読み解く生命保険の落とし穴

 まず、下の表を見てください。

 日本人の平均寿命は男性が約81歳で、女性は約87歳。ご存知のように日本は世界一の超長寿社会です。しかも表を読み解いていくと、単に平均寿命が長いだけでなく、さまざまなことがわかります。なかでも注目して欲しいのが、65歳までの存命確率……つまり、65歳までに何%の人が死なないでいられるかという確率なのですが、なんと男性は10人に9人! 

 多くの人が生命保険に加入しようと思うのは、リタイヤする65歳までに自分の身に万が一のことがあった場合、家族にお金を残してあげたいと思うから、ですよね? しかし、実際には65歳までに亡くなるのは10%程度なのです。考えかたによってはこの数字はすごく高く感じるかもしれませんし、0歳~65歳までの病気や事故など、すべてを含めた数字だと考えると意外なほど少ないと感じるかもしれません。

 ただ私がここで言いたいのは、保険を考える際、どうしても保険会社の営業マンには万が一の際を強調し、死亡保障の額を重視する人が多いということ。しかし、この超長寿社会では、(1)まず長生きすることを前提にして、(2)老後のお金のしっかり準備をした上で、(3)万が一、その手前で亡くなってしまったときにどうするのか? という順番で保険を考えなければいけないのです。

 ところが現実には、あまりにも「若くして亡くなること」を前提にする人が多い。だから私はまず、生命保険を選ぶ際は死ぬことではなく、長生きする(せめて平均寿命までは生きる)ことを前提に、死後ではなく老後の準備をまず考えることをおすすめしています。そうすると、掛け捨ての生命保険は必要最小限でよいのではないでしょうか。

■生命保険を考える前に、すでに払っている保険を認識しよう

 では、「必要最小限の生命保険に入る」には、具体的にどうすればよいのでしょうか? まずはすでに皆さんが払っている保険を認識することからはじめましょう。

 じつは多くの方がすでに死亡保障を受け取れる保険や制度を利用しています。下に代表的なものを紹介しましょう。

・遺族年金:厚生年金や国民年金に組み込まれている。支給額は家族構成や子どもの年齢、年収によって異なります。
・死亡退職金:会社によって制度の有無や金額は異なります。就業規則などを確認しましょう。
・団体信用生命保険(団信):一軒家やマンションのローン中であれば、団信に加入しているはずです。もしローン中に亡くなった場合は以降の支払いは免除されるので、生命保険の保障額として住宅ローンを考慮する必要はありません。
・埋葬料(健康保険):生計維持者が亡くなった場合に申請すれば、5万円の埋葬料が支給されます。

 もちろん、賃貸であれば団信には加入していないので、遺族は家賃を支払い続けなければなりません。また、自営業であれば死亡退職金もありません。

 このように、各人が亡くなったときに受け取れる死亡保障をあらためて確認し、いくらの保障額が必要かを認識したうえで、生命保険を選ぶようにしてほしいのです。

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