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2017.12.05

強そうに見える〝ヒゲ男子〟は本当に強いのか?

 昨年にオーストラリアで行なわれた大規模な調査で女性に好印象を与えていることが判明した“ヒゲ男子”だが、いったいその人気はどこまで続くのか。しかしこれまでの快進撃に陰りが見えそうな話題が続いている。

■ヒゲの格闘技選手は強いのか?

 男としての“力”の象徴であるヒゲだけに、同じ人物であれば生えていたほうが強く逞しい存在に見えるだろう。では実際にヒゲを生やした者のほうが“強い”傾向があるのだろうか。プロ格闘技選手を対象に“ヒゲ”の強さを検証した興味深い研究が報告されている。

 オーストラリアのクイーンズランド大学とニューサウスウェールズ大学の合同研究チームが学術ジャーナル「Evolution and Human Behavior」で発表した研究では、アメリカのプロ格闘技であるUFC(Ultimate Fighting Championship)の選手たちの試合データをもとに、ヒゲを生やした選手が“強い”傾向があるのかどうかを分析している。

 一説でヒゲは見た目の威圧感を高めるだけでなく、古来より男たちの戦いにおいて顔面を守るプロテクターとしても機能してきたといわれている。それがもし本当であれば、ヒゲを蓄えた格闘技選手はKO負けや流血の可能性が低くなるということにもなる。


Elsevier」より

 分析の結果、ヒゲの選手が強い傾向は見出せなかった。少なくともUFCにおいては、ヒゲのあるなしと勝敗の関連性はまったくなかったのだ。そしてヒゲのある選手が顔面の攻撃に対して特に打たれ強いわけではないことも判明した。ヒゲは強そうに見えるかもしれないが、必ずしも実際に強いわけではないことが指摘されることになったのだ。

 研究の副産物としてわかったのは、選手の腕の長さ(リーチ)が勝敗を占うものであることが認められた点だ。実績が同程度の選手であれば、リーチが長いほうが僅かではあれ勝率が高いのである。一方でヒゲと同様にサウスポーの選手とキャリアが長い選手が特に強いわけではないこともわかったという。

 研究チームによればヒゲは必ずしも実際の強さを体現するものではなく、その威圧感をもってしてむしろ直接戦うことを回避するためのものかもしれない点を指摘している。少しばかり“ヒゲ男子”の評価が低下するような話題かもしれない!?

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