
◎ネットでも話題の自動着色サービスとは?
白黒写真をアップロードすると、カラーに変換される自動着色サービスが左に掲載のサイトから利用できる。AIによるもので、人は何も指定しなくても、樹木や山は緑、空は青く着色される。当たり前だが、白黒写真はカラー写真よりも情報量が少ない。白黒写真は、黒の階調(濃淡)だけで表現し、赤でも青でも、同じ濃さであれば、同じ黒やグレーになる。逆は理論的に不可能なのだ。その仕組みを開発した研究者に聞いてみた。
家にあった白黒写真(おそらく大正時代のもの)をカラー化。空は青く、山肌は緑に着色された。パキッとしたカラーではないが、古いカラー写真が色あせたようなイメージで、これはこれで味がある。