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2017.11.30

コーヒーより仮眠!?脳に効いて生産性が向上する「20分仮眠」のススメ

コーヒーよりも仮眠か!?脳によくて生産性が向上する“20分仮眠”

 集中力が続かないまま仕事を続けるのはきわめて効率が悪い。そこで注目されているのが短時間の仮眠だろう。仮眠は気分をリフレッシュさせるだけでなく、いろんいろな点で“脳によい”ことが報告されている。

■“寝る子”は言葉を覚えるのが早い

「寝る子は育つ」というだけでなく、寝る子は“学ぶ”ということわざも加えたほうがよいのかもしれない。幼児の言葉の学習と昼寝に大きな関係があるという研究が報告されている。

 オーストラリア国立大学の研究チームは、幼児が親しみのある環境の中で、これまで聞いたことのない言葉を聞き、見たことのないモノを見たとき、認知機能にどんなことが起こっているのかを研究した。

 実験では生後30か月の幼児たちが研究の対象となった。幼児の視線の先を視線追跡技術(アイトラッカー)で追いながら、これまで聞いたことがない単語を聞かせ、その単語が何を意味しているのか、PCディスプレイ上に現れたいくつかのモノの中から指をさして選んでもらうという一連の作業が行なわれた。

コーヒーよりも仮眠か!?脳によくて生産性が向上する“20分仮眠”
Australian National University」より

 初めて聞く単語が耳に入ったとき、子どもたちはすでに知っているモノは見ずに、初めて見るモノを選ぶ傾向が明らかになったということだ。当然といえば当然なのだが、すでに知っているモノの名前を思い出して確認したりすることなく、新たな音声と新たなモノを結びつけているのだ。

 この学習作業のあと、参加した子どもたちの半数に昼寝をさせ、残る半数は起きた状態で4時間過ごしてもらった。4時間後に新しく学習した言葉をどれくらい記憶しているのかを測るテストを行なったのだが、昼寝をした子どもたちのほうが総じてテストの成績が良いことが明らかになった。

「初めての出来事、初めて見るモノ、初めて知る言葉など、子どもたちは常に洪水のように新しい体験に晒されています。定期的な居眠りは今さっき学んだ物事の暗記を手助けしているのです」と、オーストラリア国立大学のエマ・アレクソン博士は同校のウェブサイトの記事で語っている。つまり終始フル回転の子どもたちの脳には、こまめに頭を休ませる時間が求められているということだろう。パソコンのCPUがフル回転してオーバーヒートするような、まさに“知恵熱”を発症させないためにも、2、3歳の幼児は特に昼寝やうたた寝が必要とされているのだ。

 日々大量の知識を吸収している幼児の発育に昼寝や仮眠は欠かせないということになるが、この記憶のメカニズムは我々大人にとっても多少は当てはまるものになる。脳機能の維持のためにも、状況が許す限りにおいて短時間の仮眠の機会を多く持ちたいものだ。

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