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ペットの介護生活の裏に潜むストレスや鬱

2017.11.30

アメリカのケント州立大学、およびメトロポリタン動物病院、ストウ・ケント動物病院(ともにオハイオ州)などからなる調査チームは、そんなペットの介護生活を送る人たちの負担や心理的社会的な側面に関する調査を行い、その結果が発表されている。

調査では、終末期疾患または慢性疾患をもつペット(犬と猫)暮らす人119名と、健康なペットと暮らす人119名、計238名の飼い主を比較。アンケートの質問内容や判断基準などは人間の介護系の研究から流用されているという。

それによると、終末期にある、または慢性疾患をもつペットと暮らす飼い主は、ストレスや鬱、不安傾向が高く、それによって生活の質も低下している傾向にあると(*1、2)。

言われなくてもわかりそうな結果ではあるが、調査をしてみても、やはりそういう結果が出てくるのだろう。調査者らはそのような飼い主の負担をどうしたら軽減することができるのか、また、そうした飼い主の心理や状況が獣医師にとってのストレスにもつながるか、それをより知るには今後の調査研究が必要としている。

この調査に協力した飼い主は40代後半の女性が多く、経済的にもやや安定している人たちであること、長期にわたる追跡調査は行われていないことなどから、ペットの介護生活を送る人たちの真の声を拾えきれているとは言えない部分もあり、今後の更なる調査に期待するとして、それはさておき、ペットに介護が必要となると、生活が変わってくるのは確かだ。

誰が主に世話をするのか? その時、仕事はどうするか? 十分な費用を確保できるか? 自分の体力が対応できるか? 愛犬の状態に合わせて部屋や寝場所をどう設定しなおすか? 動物病院にはどう通うか? 自分に何かあった時、代わりに介護を頼める人はいるか? 自分の気持ちをどう維持するか?…

根をつめ過ぎれば自分が疲れてしまい、介護生活を続けるのが厳しくなってしまう。いい意味で手抜きをすることも必要であり、人間の介護でもデイケアや訪問型ケアを依頼することがあるように、時には介護を離れ、自分を労わることも大切だろう。

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