人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.11.30

ペットの介護生活の裏に潜むストレスや鬱

■連載/ペットゥモロー通信

犬の寿命も延びるにしたがい、末期は介護生活となるケースも増えている現代。かく言う筆者自身も愛犬の介護経験者の一人である。

以前、犬の介護・看護をテーマに、数年にわたり連載を書いていたことがあるのだが、その間、多くの飼い主さんにその生活ぶりについてお話をお聞かせいただいた。そして、筆者の友人や知人にも愛犬の介護経験者は多い。そんな中で思うことの一つは、実に様々なケースがあるものだということ。

Aさん:愛犬を心底可愛がり、一生懸命介護に専念するも、家族間で愛犬に対する想いに温度差があり、「犬のことでどうしてそこまで?」という家族の目をよそに、益々愛犬一辺倒の生活となり、徐々に家族の中で孤立してしまった。

Bさん:夫婦二人暮らしで、共稼ぎのご家庭。日中、愛犬の介護をしてくれる人はなく、ご主人は昼休みに自宅へ戻っては愛犬の世話をし、すぐに会社へ戻るという生活を長らく続けた。

Cさん:愛犬に重い病気があり、高度医療が必要。しかし、高額の獣医療費について家族で意見が分かれ、またその工面も難しく、愛犬には痛みや苦しさもあったことから、泣く泣く、安楽死を選択。「お金がないと、犬は飼えないですね…」と寂し気に呟いたCさんの言葉を、今でも忘れることができない。

Dさん:家族ぐるみの手厚い介護生活を続けた後、車椅子だった愛犬は自力でなんとか歩けるようになり、長寿をまっとうして犬生を閉じた。

Eさん:愛犬は寝たきりのシニア犬で、その世話をするのは、90歳代の高齢のご老人。互いに人生・犬生の末期を迎えたからこその機微が垣間見られた。

家族揃って愛犬の介護をし、その想いが同じ方向に向いているならば、それは幸せなことだろう。一方、介護をする人が家族の中で一人に集中してしまう、一人暮らしで犬と暮らしているというような場合には、精神的、肉体的、経済的な心労・疲労もより増すと考えられる。

どちらにしても、愛犬の介護生活が長引けば長引くほど、そして、介護内容が密であればあるほどに、少なからずそうした心労や疲労は溜まっていきがちだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年8月16日(木) 発売

DIME最新号の特集は「ミニマルギア100」「男のメルカリ活用術」! 特別付録は「シンカリオン 500 TYPE EVA」の激レアクリアファイル

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ