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Amazon、Google、LINE、Apple、戦国時代に突入したスマートスピーカーの勝者は?

2017.11.29

石野氏:日本の会社だから日本語の処理ができるみたいなことを言ってるんですけど、本当にイコールで結び付くのかな。日本の会社でも、技術がなければ日本語の処理なんてできないし、逆にGoogleはアメリカの会社だけど、日本人のエンジニアがいっぱいいるし、日本にも支社がある。

法林氏:実際、ユーザーの言語を集めて分析してるからね。

石野氏:データを持ってますからね。そう考えると、日本の会社だから日本語が得意だとかローカライズだとかというのは、つまずくなっていう感じがする。

石川氏:"Made by JAPAN"って言ってるFREETELと一緒、みたいな。

石野氏:そこに論理的なつながりがあるようでないんですよ。というのを、Clova WAVEを使って感じました。あんなにムカつくとは思わなかった。ウチでのあだ名がポンコツになってるんですよ。しかも、僕が付けたんじゃない。奥さんが「何なの? これ(怒)」っていう感じで、すごい嫌っているんですよ。

石川氏:Pepperもそうだけど、あの手のものって、話し掛けてちゃんとした応えが返ってこないとショックじゃないですか。がっかりするし、傷つけられた感じもする。

石野氏:萎えちゃうんだよね。使う気を消されちゃうんだよ。

石川氏:そう。冗談とか言わなくていいから、できるだけちゃんと返してほしい。ちゃんと仕事してくれること、ちゃんと会話を成立させてくれるところが重要。何回か会話をして対応してくれなかったら、もうそこでポンコツ扱いになってしまうので、ハードルの位置は割と高いんですよ。

石野氏:できないことはできないって言えばいいのに、Clovaはなんか余計な返事をしてくるんで。

房野氏:この座談会ではLINEに対して同じような指摘がずっとありましたが、変われなかったということは、根本的に無理だということでしょうか。

石野氏:そうだねぇ。厳しいなって思いましたね。

石川氏:やっぱり、会社で持っているものの差だと思うんですよね。Googleは莫大なデータを持っていて、スマートスピーカーっていう1個のアウトプットでしかない。同じ筒型のものであっても、バックボーンにあるものが全然違うので、結果、差は出るでしょう。

法林氏:とにかく、話し掛けて認識するという部分で、既に大きな差がついている。その上に、いろいろなサービスを結び付けていくという面でも、Googleは、確かに日本ローカルなものではできないものもあるけれども、比較的やりやすい。Netflixで映像を見せてとか、Google Play Musicで音楽をかけてとか、Spotifyでかけてとかができる。LINEが、Clova WAVEにLINE MUSICの利用権を含めたのは、LINE MUSICの料金だという考え方をすれば、アリかもしれないけど。

石野氏:僕はそう思って割り切ることにしました。

法林氏:しゃべることで対抗するのはかなり難しいけど、多少なりとも可能性あるんだったら、ドコモだけでしょう。「しゃべってコンシェル」ですよ。「会話モード」と呼びかけて始めるのはどうなのかという議論はあるけど、音声認識や自然言語の解釈に関しては、ドコモは追い掛けるだけのものは持ってる。

房野氏:LINEは音声との親和性が低かったってことですかね。

法林氏:LINEでも「LINE Out」とかで通話サービスはやっているけど、言語認識してるわけではないから。

石川氏:音ですからね。

石野氏:Googleはずっと昔から音声入力とか音声検索とか、いろいろやってきたので、そこでの差が出ちゃっているような気がしますね。

石川氏:日本語入力のソフトを提供していたりもするし、日本人がこういうときにはどういうしゃべり方をするのかということが、分かった上での音声スピーカー。やっぱり強い。

石野氏:元が検索屋さんなのは強いですよね。あと、個人のアカウントを持っていて、重要なデータを押さえてるところも強いなと。Clova WAVEがスケジュールを読み上げるけど、「結局Googleかい!」みたいなことなので。

石川氏:だったらGoogle Homeを使うわ。

法林氏:結局、LINEはLINEしかないといったらかわいそうだけど、テキストチャットがメインであって、そこの上にいろんなものを立てようと思っても、いかんせん土台が緩過ぎる。その点、Googleは何でも持っている。

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