
スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は激化するスマートスピーカー市場について議論します。
■技術力の高さが際立つGoogle
房野氏:とうとう日本でも「Google Home」が発売されました。「Clova WAVE」も正式にリリースされ、「Amazon Echo」も発売となりました。どれを使うか迷ってしまいますね。
石野氏:1万円台で買えるGoogle Homeは、すごく手軽で入門機としていいなと。
石川氏:「Google Home mini」なんて6000円でしょ。miniで十分だよね。
石野氏:意外と音がいいんですよ。いいというか、大きい。
石川氏:スマートスピーカーはもうGoogleの勝ちだな。しょうがないと思うな。
法林氏:勝負できる可能性があるとしたら、Amazonぐらいだよね。
石川氏:ただ、Amazonが日本語の処理に長けているかっていうと、ちょっと難しいと思うんですよね。
石野氏:Googleは十何年もやってきたと自ら言っているくらいだから。
石川氏:日本語の対応とか、検索とか、やれることとか、パートナーの数から見て、Googleはしっかり準備をしてきたし、アメリカで発売されて1年ぐらい経っているものなので、ローカライズの時間もあった。片や、LINEの舛田さん(LINE 取締役 CSMO 舛田 淳氏)は、7か月でここまでできたと言っているけど、Clova WAVEはやれることが少ないんじゃないのかというのが正直なところ。