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2017.11.29

就寝中に起る〝心霊現象〟の原因は?

 一生忘れられない強烈な内容の夢もあれば、その日のうちに忘れてしまう印象の薄い夢もある。その違いはどこにあるのだろうか。

■印象強く記憶に残る夢を見る条件

 睡眠中には多かれ少なかれ何らかの夢を見ているといわれているが、しっかりと鮮明に記憶に残っている夢もあれば、すぐに忘れてしまう夢も多い。また、まったく夢を見なかったと感じられる日もあるだろう。先ごろ睡眠に関する著書『Why We Sleep』を出版した神経科学者のマシュー・ウォーカー氏がこの疑問に答えている。

 睡眠にはいわゆるレム睡眠とノンレム睡眠があるが、記憶に残る夢はレム睡眠時に見ているといわれている。レム睡眠時は眼球がきわめて早く動いており、脳が活発に活動している。そして脳が活発に動いているからこそ、見ている夢は鮮明で幻想的で物語的で、より実際の記憶に基づいたものになるため、印象強く記憶に残るのである。

 眼球と脳が活発に動いているレム睡眠だが、身体のほうはその脳の活動を妨げないために深くリラックスした状態にあり疲労の回復が行なわれている。赤ちゃんの眠りは5割がレム睡眠だといわれている一方、成人のレム睡眠は睡眠時間の5分の1程度である。


Business Insider」より

 レム睡眠時の脳活動をfMRIでモニターしてみると、扁桃体(Amygdala)と海馬(hippocampus)の活動が特に活発であることが確認されている。扁桃体は情動反応の処理と記憶において主要な役割を持っており、海馬は脳の記憶や空間学習能力に関わっているとされ、この2つは脳の記憶と感情の中枢であるといえる。ウォーカー氏によれば、レム睡眠が長くなればなるほど、その時に見ていた夢は記憶に残るということだ。

 夢を憶えているかどうかのもう1つの要因は、寝覚めるタイミングである。レム睡眠時に夢を見ている時に目覚まし時計などで起された場合、今まで見ていた夢の内容をよく思い出せるものになる。逆に目覚ましなどはセットせずに完全に自然に任せた眠りから目覚めた場合は、夢をまったく見ていなかったと自覚されることが多いという。よい夢のためにも質の高い睡眠を心がけたいものだ。

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